VTuber・天音かなた、ホロライブを愛する”アイドルオタク”のアイドルとしての魅力

 YouTubeの累計登録者数が5,000万人を越える人気バーチャルタレント事務所・ホロライブプロダクション。所属する女性アイドルグループ「ホロライブ」のメンバーを紹介する当コラムは7回目。今回はホロライブ4期生のひとり、天音かなたを紹介したい。

 ホロライブ4期生の一員として2019年12月にデビューした彼女は、ホロライブ内に何人かいる「僕っ子」のひとり。歌やダンスに加えて作詞・作曲、楽曲のミックスも行える音楽活動に強いメンバーであると同時に、交友関係の広さや本人のツッコミ気質も相まって「いじられキャラ」としても知られていて、「かなたん」「かなたそ」という定番の呼び方以外にも、本人はかっこいいと信じて疑わないものの残念なセンスが印象的なPowerPoint配信から生まれた「PP天使(パワーポイント天使)」、頭に付いている天使の輪っかをいじった「手裏剣忍者」、握力が人より強いことから生まれた「かなゴリ」など、一見すると「何故そんなことに……?」と言いたくなるようなパンチの効いたニックネームを多数持っている。

 そんな彼女の特徴は、「自分もアイドルになったアイドルオタク」であること。彼女は幼いころからハロー!プロジェクトなどに憧れてきた筋金入りのアイドル好きで、アイドル・美少女に対して”限界化”してその魅力を早口で語る姿がお馴染みとなっている。そして何より印象的なのは、そんなアイドルへの情熱を、ホロライブの仲間にも向けていることだろう。先輩・後輩問わずメンバーの配信で彼女に助けられたエピソードが出てくることも多く、その姿は「ホロライブを愛する心優しき僕っ子アイドルオタク」といった雰囲気だ。

 そのためか、グループのハブ的な役割を果たすメンバーとしても知られている。彼女の自宅・通称「かなココハウス」は様々なメンバーが集まるオフコラボ配信の定番の集合場所として知られている。また、ホロライブの記念日の盛り上げ隊長でもあり、「天音カメラマン」としてメンバーの記念ライブや大型企画のたびにベストショットをTwitterに投稿しているほか、メンバーの記念配信直前に行う『ミートピア』を使った企画「天音美容整形外科」では、記念日を迎えるメンバーそっくりのMiiをつくって配信本編に誘導している。

【そっくりMii🎨】6期生登場!?職人かなたそ、立ち絵のみで作る!!【天音かなた/ホロライブ】

 キャラクターデザインを担当した“ママ””パパ”と配信上で交流するメンバーでもあり、「ホロライブ保護者会」の一員として知られる”おしおママ”ことマンガ家・イラストレーターのおしおしおとは、「何とか胸のサイズを偽装しようとする天音かなたvs鉄の意思で却下し続けるおしおママ」という血みどろの戦いを繰り広げている。昨年8月のお絵描きコラボ配信では、おしおがファンを公言する猫又おかゆを内緒で呼ぶドッキリ企画も行なった。

【#おしおママ降臨】素人のラフ絵をプロが描いたらこうなる【天音かなた/ホロライブ】

 ゲーム配信ではプレイスキルよりもリスナーとのやりとりやテンポのいいトークで楽しませてくれるタイプで、“へい民”と呼ばれる自身のリスナーにツッコまれたり、一緒にふざけ合ったりしながら楽しくプレイするのが天音配信の真骨頂。へこたれない根性を見せてくれる耐久配信にも人気があり、何度失敗しても前のめりに挑戦する姿をみんなで見守っていたくなる。『Jump King』や『UNDERTALE』の高難度ルートであるGルート耐久、『マインクラフト』での青ウーパールーパーチャレンジを筆頭に、何十時間かけても達成に向けて奮闘する姿が感動を呼んだ。

【UNDERTALE】初見Gルートへ。その4。【天音かなた/ホロライブ】

 一方、歌やライブのパフォーマンスではクールな歌声とキュートな歌声を使い分けることができ、歌が得意なメンバーが多い同期の4期生とともにライブパフォーマンスのクオリティを支えている。歌ではメインを取る際の存在感に加えて、複数で歌うときには積極的にハモリを入れるなど、楽曲に深みを加える場面も非常に多い。配信でもアイドル活動でもフレキシブルに活動していることに加えて、ほかメンバーの話題に触れることも多いため、彼女を追うだけでもグループ全体の賑やかな雰囲気が伝わることだろう。

【#かなたん爆誕】🎉🎉お誕生日 3D LIVE🎉🎉【天音かなた/ホロライブ】



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