『今日好き 卒業編2022』2話ーーちひろ、かれんに“頭ぽんぽん”で一気に急接近! 対するみるきの心境は……
小浜島と石垣島。同じ沖縄に滞在しながらも、メンバーが2組に別れて過ごす夜が始まった。これまでにも、旅の初日から“グループ別行動”を実施した前例はあるが、“グループ別宿泊”となるとまた話は変わってくる。今回は、継続メンバーの女子2名を起点に、第2話のハイライトをチーム別で振り返りたい。
れおん×あやの、“みるき化現象”が継続中 そこに飛び込む男子とは?
小浜島チームのキーパーソンは、あやの(増田彩乃)。れおん(丸田怜音)との2ショットでは、現状で両想いだとわかっているためか、相手への好意がダダ漏れになる“みるき(雨宮未苺)化現象”が両者とも継続中な模様。宿泊先を決めるくじ引きでも、お互いの結果に遠くから目を細めていたという。「よかった、同じ島で」という安堵の言葉さえ出たほどだ。もう旅の終盤のような空気感に包まれている彼らだが、今回の旅程は3泊4日。しかも、2人と同じ宿泊先になれなかったライバルたちが、明日の合流に向けて牙を研いでいる頃だろう。この後に何が起きるかわからないが……。
引く手数多が悩みのタネ。なんて、なんとも羨ましい限りだが、あやのは翌朝に早速、じゅんせい(本島純政)から“謝りたいこと”があると切り出される。その内容は、第一印象で気になった相手に名前を挙げていなかったものの、あやのと2ショットをしたいと願うあまり、昨晩のディナーでその想いをぽろっとこぼしてしまったというものだった。
そんなじゅんせいだが、この“謝りたい話”も作戦のうちだったのだろうか。相手に“もっと自分の話をしたい”と思わせるほど、会話の際の声のトーンに安心感があり、まるでインタビュアーのように次々と話を引き出していく。簡単に言えば、気配り上手で聞き上手なメンバーなのである。それは前述の通り、れおんと“いい雰囲気”にありながら「(1日目を)思い返したら、じゅんせいと喋ってると楽しかったな」と、あやのに言わしめたほど。そんなジェントルマンが、れおんの恋路を大きく阻むのか。
ところで、あやのが歩く何の変哲もない砂浜を前に「大丈夫?」と過剰に気にしていたじゅんせい。かつて、自身を慕う2名の女子に、カップル成立に向けて「不安とか……どんな感じ?」と繰り返し問いかけ続ける男子メンバーもいたが……。なぜだか『向日葵編』がやたらと脳裏にチラついてしまう。そういえば今回の舞台も、いつかの夏の“思い出の場所”として紹介されていた。この土地には“人を気配り上手にさせる”特別なパワーでも眠っているのだろうか。