はじめしゃちょー、3億円豪邸を使って今度は「祭り」を堪能 “持ち家”が生んだ企画の自由度と発想力
子どもの頃に1度でも、お祭りの“屋台”をひとりじめしてみたいと思ったことはないだろうか。今回その夢を叶えたのは、トップYouTuberのはじめしゃちょーだ。
「庭でお祭りしてみた」
昨年8月に3億円の豪邸を購入して以来、広大な敷地を余すことなく活用しているはじめしゃちょー。その最新作は、その名も『庭でお祭りしてみた』。大の祭り好きだと言う彼が、4時間をかけ、自宅の裏庭に用意したのは庭いっぱいの“屋台”だった。広島焼きにかき氷、わたあめ、射的、スーパーボールすくいなど、屋台10店舗を庭に設置。その光景はまさに「何ということでしょう」と言いたくなる程の見事な縁日であり、自宅で開催されている非日常感も堪らない。
また動画内では、今回彼が庭で祭りをしようと思ったきっかけも話された。有名YouTuberになって以来、顔を指されてしまうことから、気軽に祭りに行けなくなったエピソードとともに、最後に祭りに訪れた大学時代でのデートでは盗撮をされてしまったことについても嘆いていた。
大規模企画ができる3億円豪邸の可能性
ちなみにこの庭、屋台だけではなく、過去にもさまざまな変貌を遂げてきている。まず、庭企画第一弾として行われたのは、“象の歯磨き粉”と呼ばれる大規模な実験系企画だった。危険な劇薬を扱うため、プロのサイエンティストであり、実験系YouTuberとして知られる市岡元気も参加。実はこの企画、以前の自宅でも挑戦しており、その際には一瞬でガレージいっぱいが泡まみれとなる惨事となった。しかし、その時使用した10倍の量の薬品で再挑戦を図るというYouTuber魂を見せ、見事大きな庭いっぱいを一瞬で泡まみれにする。どんなメディアでも見られない衝撃的な映像作品となっている。
その後も遊園地などにある巨大な風船ハウスをやはり庭いっぱいに設置し、もはやテーマパークと化する企画にも挑戦。また、庭だけではなく、広い豪邸のあらゆる場所を使い、誰も撮れないであろう大規模な“自宅実験”動画を次々と投稿しているはじめしゃちょー。これまでも“やってみた系動画”で人気を博してきたが、賃貸ではなく、“持ち家”となったことで、さらに企画の自由度や発想力が増していると言えるだろう。
また素晴らしく思うのは、規模こそは大きいが、誰にも迷惑をかけずに自宅の敷地内と仲間内だけを活用した配慮が動画に凝らされているという点だ。現在コロナ禍ということもあり、街中でのロケや人を巻き込んだ動画は撮影しづらく、YouTuberにとっては辛い時期とも言える。しかしそれを逆手に取るように、3億円の豪邸を購入したことで、自宅だけで完結し、なおかつ画面いっぱいに広がる大規模な映像で視聴者の満足度も維持している。コロナ禍という誰もが動き辛い状況ではあるが、トップYouTuberにしか購入できない豪邸を手に入れたはじめしゃちょーの、映像にかける可能性はまだまだ期待できると感じる。最強の武器を手に入れたはじめしゃちょーにこれからも目が離せない。