ヒカキン&はじめしゃちょー、自身の写真を無断使用した悪質広告に怒り心頭

 YouTuberのヒカキンが、自分の写真を無断使用する悪質な広告に怒りを露わにした。

許さねぇ

 ヒカキンが2月4日、今年2回目となるタイトルに「許さねぇ」と銘打った動画を公開した。前回1月14日に公開された「許さねぇ」と題した動画では、とあるゲームアプリの広告を告発。その広告には、扇状に広げた一万円札を持ったヒカキンの写真とともに「現金を勝ち取れ!ファストペイ!¥1000も 一日?!」「HiKakinもやっている!」との謳い文句が書かれていた。写真は、ヒカキンが過去に投稿した動画のサムネイルを切り抜き加工したもので、もちろん、彼が同アプリをインストールした事実はない。ヒカキンは「やってねぇんだよ!」「完全に勝手に使われてる」と憤っていた。

 この度公開された動画で、ヒカキンは「冗談じゃなくて今回はマジでキレてんだ!」「今年に入ってからキレてばっかりだけどもっとキレてるから!」と激怒。「俺のマブダチにやってくれたのぅ」と啖呵を切り、盟友のはじめしゃちょーを呼び込んだ。

 ヒカキンははじめしゃちょーに、自分の写真がゲームアプリに無断使用されたことを説明。告発の甲斐あって当該広告は削除されたようだが、「そしたら…まさかのことが起こった」とのこと。そして、「ここからはショッキングな映像が流れます。覚悟して見てください。3、2、1、ファイヤ」とスマホを見せると、そこには、動画のサムネから切り抜かれたと思しき両手に扇状の一万円を持つはじめしゃちょーの写真とともに「現金を勝ち取れ!ファストペイ!10000円 一日?!」「はじめしゃちょもやっている!」(※原文ママ)とキャッチコピーが書かれていた。ヒカキンの時と全く同じ手口だ。唯一異なることと言えば、「はじめしゃちょ」と名前が違うこと。意図したものなのか、単なる誤字なのかは定かではない。これを見たはじめしゃちょーは「ヤバ!」と思わず声を上げ、「(アプリを)やってないわ!」「マジで極悪!」と声を荒げた。

 ちなみに、ヒカキンの写真の無断使用もなくなったわけではない。彼が動画で取り上げた広告がなくなっただけで、それ以外のアプリ広告にまるでフリー素材のように転用されまくっていたのだ。それらの広告を見て2人は唖然。最後にヒカキンは「まぁまぁエグい、ガチの訴えられるようなことをされているので、皆さんはやらないように気を付けてください」と改めて注意喚起をした。

 今回の違法広告は「はじめしゃちょ」「ファストペイ!10000円 一日?!」など誤字や明らかに使い方のおかしい日本語が散見されることから、外国の事業者の手口ではないか?とヒカキンとはじめしゃちょーは推察していた。日本人の仕業なのか、海外の人間の仕業なのかは定かではないが、いずれにしても、動画一つで世界と繋がることができるYouTubeのスターならではの苦悩は、今後も尽きることがないだろう。

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