水溜りボンド・カンタ、撮影中に死にかける

 コンビYouTuber・水溜りボンドが2月3日に投稿した「【緊急事態】家でマジで殺されかけました。」という動画が、YouTube急上昇にランクイン。一見物騒なタイトルだが、これはやらせでも“釣り”でもなかった。

【緊急事態】家でマジで殺されかけました。

全長45cmの蜂の巣を購入

 事の発端は、カンタがトミーにドッキリを仕掛けようとしたことから始まる。ドッキリに関して柔軟な発想を発揮するカンタは、大きさ45cmほどのオオスズメバチの巣を購入。トミーに内緒で冷蔵庫の中に入れておくというドッキリを企画したのだ。もちろんこちら本物の巣ではなく、“展示用”の蜂の巣のため、中に蜂はいないはずだった……。しかし、撮影準備中に、1匹のオオスズメバチが出現。とっさに冷蔵庫の扉を閉め、なんとか閉じ込めたカンタだが、彼は過去に一度スズメバチに刺されているという過去を持つ。専門家によると、スズメバチに二度以上刺されると、最悪の場合15分で心臓が止まり、死に至ると言う。

 もともとはショート動画用のシンプルなドッキリだったはずが、思わぬ緊急撮影となり、騒然とした様子がメイン動画にアップされたのだ。

 その後到着したトミーに事情を説明し、二人で駆除業者を待つことに。到着した業者によると、今の時期は蜂にとって餌がない時期なので、かなり凶暴化しており危険だという。展示用の巣から蜂が出てきたケースは初めてだと言うが、薬剤で除去できるのは成虫だけで、幼虫は巣の中で眠り続け、それが羽化してきたのかもしれないと話す。通常であれば、今回カンタが購入した巣の大きさであれば、1000匹は蜂がいてもおかしくないらしい。その後、業者により、巣は完全に除去されたが、本人達も予期していなかった展開に、慌てるメンバーとスタッフの様子がリアルに収められた動画となった。

巨大スズメバチの巣の中はどうなっているのか?

 また、この動画の元ネタとなったのは、“おる溜り”として水溜りボンドともよくコラボを果たすおるたなChannelの動画から。5年前の2016年に「巨大スズメバチの巣の中はどうなっているのか?」という企画動画を投稿し、469万再生のヒット作となっている(2月6日現在)。こちらの動画では、ナイフを使い、蜂の巣を半分に切った中の様子を公開している。その際にも、白い卵か幼虫と思われるものが巣の中に眠っている様子がカメラに収められていた。

 今回は予期しなかったハプニングであり、大事には至らなかったが、末長く楽しい動画を視聴者に届けてほしいため、くれぐれも安全性には注意して頂きたいと思う。また、水溜りボンドは今月からまた新たな形で“毎日投稿”をスタートさせているので、そちらもぜひチェックしてほしいと思う。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる