第二のClubhouse登場か? 写真共有型SNS「Lapse」が米英国で話題に

SNS「Lapse」が米英国で話題に

 1年前のちょうどいまごろ、完全招待制の音声SNS「Clubhouse」が米国で反響を呼び、その後日本に上陸した。日本国内にその存在が知れ渡ってからは瞬く間にユーザー数を伸ばし、ひとたび人気の渦へと巻き込んだ。その出来事から1年が経過しようとするいま、第二の「Clubhouse」を予感させる写真共有型SNSが英国や米国で注目を集めている。

 そのSNSアプリとは「Lapse」。昨年9月に完全招待制で立ち上がったばかりのそのアプリは英国のみならず、国境を超えた米国でも話題となり、両国のApp Storeではダウンロード数ナンバーワンを獲得。あまりの人気ぶりに登録ができず、15万人のユーザーが待機中という事態だ。

 基本は写真共有アプリであることを踏まえると、Instagramの特徴を兼ね備えている。完全招待制のSNSであるという点では、その仕組みはClubhouseと同じである。ただ、Clubhouseとは異なり、音声メディアに終わっておらず、自分の顔が表示される。顔も知らない人と音声のみで繋がるとなると不信感が付き物だが、顔を見て相手と話せる点ではZoomに通じる面もある。よって、ClubhouseとInstagramとZoomの良さをそれぞれ取り入れたSNSといったところだろうか。

 注目を集めるそのアプリでは、グループチャットにいる友人と一緒に写真を撮り、楽しいひとときを過ごすことができるようになっている。今やスマホで写真を撮るのが一般的となったが、まるでスマホが登場する前の時代に逆戻りしたかのような摩訶不思議な体験ができるのがこの「Lapse」なのだ。

 このプラットフォーム上で撮影された写真の総数は1ヶ月で100万枚を超え、なかには1週間で200枚の写真を撮るというヘビーユーザーも。

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