2022年はゲームの大作ラッシュがヤバすぎる ゲーム機を揃えておかないと「嬉しい悲鳴」が「単なる悲鳴」になるかも
このような状況になると、当然ながらゲーム機も人気が高まる。Xbox Series XやPlayStation 5はいまだに日本では満足に買えない状況が続いているし、そのうえ半導体不足もまだ解消されなさそうなのだ。
Bloombergの報道によると、東芝の半導体供給は2022年度上半期まで逼迫状態になるという。また、インテルは半導体不足が解消されるのは2023年になってからではないかという見解も示しており、まだまだ苦しい状況が続きそうなのである。
さて、2022年は前述のようにこれまで詰まっていた大作ゲームがラッシュのように発売される。そして、ゲーム機はいまだに需要が高いが半導体不足もあって供給が十分とはいえない。これでタイトルの意味がわかってもらえただろう。
2022年はおもしろいゲームがたくさん発売される「嬉しい悲鳴」が聞こえるはずだ。するとゲーム機の需要も高まり、買いづらくなる。そのうえで状況は半導体不足なわけで、遊びたいのにゲーム機を買えないユーザーが出てきたり、あるいは商機を逃す会社も出るかもしれない状況なわけだ。そうなってしまった場合、「単なる悲鳴」も聞こえてくるだろう。
少なくとも2021年末現在でいえることは、「遊びたいゲームがあるならば、発売前になんとかしてゲーム機を確保しておけ」ということだ。そして、「来年はスケジュールに余裕をもっておけ」とも言っておきたい。それほどまでに2022年は、激動の1年になりそうなのだ。
トップ画像=『スプラトゥーン3』(2022年発売予定/画像は任天堂公式サイトより)