『ドラ恋~Kissing the tears away~』“息ができない激しいキス”演じる3人の恋はより複雑に……

『ドラ恋~Kissing the tears away~』9話

 『ドラ恋』史上初の事態が起きた。同棲ハウスに3人で入居することになったのだ。

 ドラマ第5話『息ができないくらい』で主演を勝ち獲ったかやの(中村加弥乃)×たくま(永岡拓真)ペアが入居しているところに途中参戦したのはナナ(織田奈那)。ドラマに登場する、同僚の男性を巡ってライバル関係になる「女B」役にナナが名乗りを上げたことからこの異様な空間が完成した。

 かやのが、たくまの初めてのキスシーンは(撮影の順番的に)自分ではなく、女Bとの撮影になることについて、可愛らしく不服そうにしていた直後に、同棲ハウスに現れたナナ。主演ペアが決まった直後も「かやのかナナか1人には決められない」とこぼしていたたくまにとって、同時に2人とのキスシーンがあるドラマ撮影、そしてその前夜3人で過ごす同棲ハウス……。なかなかに怒涛の展開が続いている。就寝時、1つのベッドの上で、たくまを挟んで3人が雑魚寝している光景はなかなかのもので、精一杯素直に嫌味なく立ち振る舞えているたくまには拍手を送りたい。

 ナナにとってはたくまへのアピールが遅れていた分、全てがチャンスポイントで体裁も気にしている暇などない。“とにかくアピールするのみ”という気持ちだろう。一方、一度たくまと気持ちが通じ合っていたかやのからすると、ここにきて改めて“自分にたくまの気持ちを向かせたい!”と思えるかどうかだ。しかし相手がナナであることから、かなりタフでないと厳しいかもしれない。

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