ジャンポケ斉藤、“国産車1台分”を投じて夢の馬主に 唯一無二の芸能人YouTuberとなるか
競馬好き芸人として知られるジャングルポケットの斉藤慎二が、自身のYouTubeチャンネルで馬主になるまでを密着するドキュメンタリー動画を公開している。
斉藤がトリオのYouTubeチャンネルとは別で、個人チャンネルを開設したのは今年5月1日のこと。立ち上げのきっかけとなったのは、トリオ名の由来になった名馬・ジャングルポケットの永眠だった。斉藤によると、「どんどん有名になっていつか馬のジャングルポケットを超えたい」との想いから、このトリオ名を付けたらしい。そんな自分たちの原点となったサラブレットが亡くなったことを受け、ジャングルポケットの名前を残していきたいと考えた斉藤。その結果、ジャングルポケットの産駒(子ども)を買うことを思いつき、馬主になるまでを追いかけるプラットフォームとして、自分のチャンネルを立ち上げたという。
10月26日には、国産車1台分ほどの費用をかけてジャングルポケットの産駒を本当に購入したこと、11月2日には馬主申請が通ったことを報告。晴れて、憧れの名馬が残した子どもの馬主となった。12月5日に公開された動画では、北海道の門別競馬場近くの厩舎へ足を運び、ついに愛馬と対面。思わず「うわ~可愛い…」と感嘆し、「チューしたくなっちゃう」と言って鼻にキスをした。
12月19日に公開された動画では、種牡馬を繋養する牧場「ブリーダーズ・スタリオン・ステーション」を訪問。ジャングルポケットが最期に暮らしていた馬房に足を運ぶと、「ここに入ってきた瞬間に懐かしい感じがしました」としみじみと語っていた。
芸能人のYouTube参入が当たり前になっている昨今、車やバイク、キャンプにDIYなど趣味に特化したチャンネルを展開するタレントも多いが、競馬好きが高じて競走馬まで購入してしまう芸能人のチャンネルは、おそらく、斉藤のチャンネルだけだろう。他のタレントにはなかなか真似できないオンリーワンのコンテンツを発信することが、これから新規参入する芸能人YouTuberにとって求められることなのかもしれない。
ちなみに、チャンネル開設時の動画で斉藤は、「馬を買うことがゴール」としつつも、「馬がデビューするまでだとか、馬が引退するまでだとか、色々考えると結構長いスパンでYouTubeを続けられると思ってこの企画を立ち上げました」と説いている。競走馬の購入からデビュー、そして、引退までを追いかける唯一無二の同チャンネルに、引き続き注目していきたい。