はじめしゃちょー、登録者1000万人まで残りわずか ヒカキンやTikTokerとの攻防戦を振り返る
トップTikTokerじゅんやがYouTubeに登場
ヒカキンが1000万人に到達した約2週間後、YouTube界に彗星のごとく現れたクリエイター・じゅんやに登録者を再び抜かれることとなる。ちなみにじゅんやは、TikTokのフォロワー数が4000万人近い、トップTikTokerである(12月1日現在)。YouTubeへの投稿自体は2020年9月からTikTokの動画を流入する形で開始していた。おそらく転機となったのは、今年7月よりYoutubeにベータ版として導入された「ショート動画」機能。TikTokのような縦型60秒以内の動画を「ショート動画」として投稿できるようになったことで、短い動画への需要がYouTube内でも高まった。
それに伴い、TikTokで人気のあるクリエイターが本領発揮とばかりに、YouTube界へ参入。一気に登録者を増やすことに成功しているという背景が考えられる。
また、じゅんやはTikTokの中でも群を抜いてフォロワー数が多いことも特徴。体や表情を使った分かりやすい芸やネタが多く、言語の分からない海外層にも多くアプローチできている点が、登録者の獲得に繋がったと言えるだろう。
また、年内に目標登録者数を掲げているYouTuberは、はじめしゃちょーやHIKAKIN以外にも多く存在する。先月18日には、スカイピースが目標である400万人を達成。また、年内に300万人を掲げているコムドットは、残り約16万人で目標を達成する見込みだ(12月1日現在)。いずれも、積極的なコラボや大型企画、達成直前に耐久生配信を行い登録者を獲得するなど、工夫を凝らしている。
後輩たちも自身の目標に向き合う中、これまで数々のドラマを見せてくれたはじめしゃちょーにも、ぜひ頑張ってもらいたいと思う。