まるでスマホにしか見えない銃 実弾で製品を紹介する海外YouTubeCh

 主に銃を取り扱う海外のYouTubeチャンネルにおいて、ある動画で1つおもしろい銃が紹介されていた。該当の動画は「Looks Like a Phone… BUT IT’S DEFINITELY NOT A PHONE!!! Cellphone Gun」で、公開日は2020年4月24日、再生回数は約1,153万回にものぼる。

Looks Like a Phone… BUT IT’S DEFINITELY NOT A PHONE!!! Cellphone Gun

 タイトルにもあるCellphone Gun(直訳:携帯銃)を紹介するのが、動画の趣旨。Cellphone Gunと言われても、ピンとこない方は多いだろう。実はCellphone Gunとは、スマホのように見える護身銃のこと。パッと見ればスマホのような形状をしているが、実は折りたたみ式の銃となっており、開けると実弾を発射できるようになっている。

 動画内では、2種類のCellphone Gunを紹介している。1つめは「LifeCard .22LR」で、希望小売価格は299~359ドル(約34,247~41,119円)。サイズはクレジットカードほどで、厚さは0.5インチ(約1.27cm)。折りたたみを開くと、トリガーや銃口が現れる。

 22LR弾を装填可能で、銃弾は小型の動物を狩るのに適している威力とのこと。こちらは実弾を用いているシーンはなかったが、至近距離であれば護身用にも役立てるだろう。何せクレジットカードほどの大きさや形状で、所持していても、相手にしてみれば銃をもっているとは到底思えない。

 2つめのCellphone Gunは、さきほどよりも一回り大きい。こちらは「IC380」という製品で、公式サイトでの販売価格は499ドル(56,971円)。重さは1.125ポンド(約510グラム)で、厚さは5インチ(2.54cm)。さきほどと同様折りたたみ式となっており、開けば銃口やトリガーが現れる。

 ショットガンのようにバレルが上下に2本あるため、2発まで装填可能。使用する弾薬は.380ACP弾で、9mm弾に似ているがそれよりも少し短い弾薬。主に、護身用に用いられている弾薬となっている。

 こちらは実弾を使って試してみる。.380ACP弾を2発装填し、目視15~20ヤード(約13~18m)ほどの距離から的に向かって発射する。銃声も大きく、着弾した物(おそらくガラス製品)は粉々に粉砕している。また発射までのスピードも速く、護身用として威力や機能性は十分だろう。

 安全性の面も問題ない。最後までトリガーを引くには固いらしく、うっかり何かに引っかかっても、完全にトリガーを引くことはないだろう。また折りたたみを閉じれば、銃のセイフティ(安全装置)がかかるようになっており、安心して持ち運びできる。

 ただし普通の銃とは違うので、使い勝手に少し難点がある。まずは、着弾点がやや上にズレてしまうので、エイムを下げて撃つ必要があるらしい。また一般的な銃とは違い、グリップの中に空洞があるので、撃っていると指が痛くなるらしい。ただし、あくまで”銃だとバレない”護身用なので、仕方ないだろう。投稿者も「完全に銃だとバレない作りにするために、これらの機能を犠牲にしたのだろう(つまり、これらの弱点は仕方ない)」と話していた。

 近くで見ない限り、傍から見ればスマホにしか見えない。たとえばスマホで電話しているように見せかけて、いきなり銃で強襲することも可能だ。

 反対にいえば、スマホで電話しながら街中に歩いている人が、いきなり銃を乱射してくるケースも考えると非常におそろしい。便利な製品が開発されていく一方で、悪用される危険性も考慮しなければいけないだろう。



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