ロンブー亮、ついに憧れの「トヨタ スターレットターボ」を購入 青春を取り戻す旅がスタート

 旧車マニアのロンドンブーツ1号2号・田村亮が、自身の公式YouTubeチャンネル「田村亮のYouTube」に公開した動画で、20年以上憧れ続けた幻の名車「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」をついに購入した。

 10月9日に始動した「田村亮のYouTube」は、亮が「自分のやりたいことをやっていく」という趣旨のYouTubeチャンネル。とりわけ「若い時に乗りたくても乗れなかった車を所有したい」という思いは強く、彼が無名時代に憧れるも、当時の手持ちでは買えなかった80年代~90年代前半の国産旧車を手に入れるべく奔走している。

 亮が十数台列挙していた「欲しい車リスト」の中で、特に執心していたのが「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」。「韋駄天ターボ」の異名をとるこの国産スポーツカーは、亮にとって「初めて乗せてもらったターボ車」とのこと。当時体感した圧倒的な加速に心奪われ、以来、20年以上憧れ続けているという。

【旧車に会えるぞ】遂にスタタボが売りに出た!20年ぶり再会をするも、頭を抱え悩む亮。

 10月23日公開の動画で亮は、「スターレットターボEP71」が販売されているという情報を聞きつけて、横浜の中古車販売店へ急行。恋焦がれたお目当ての車と20年ぶりの再会果たし、「懐かしい!」「うわ!可愛い!」と声を張り上げる。運転席に乗り込むと「もう俄然ほしい」と漏らし、「ほぼ購入やけどね」と購買意欲に火が付いていた。とはいえ20年前と違い、今の亮には妻も子どももいる。独身時代のように自分だけの判断で、大きな買い物をすることは難しい。

 そのため亮は葛藤するも「『スターレットターボ』を買うと言っても奥さん、わからへんと思う」と予測した。さらに、現在の愛車「ボルボ V60クロスカントリー」を下取りに出した結果、「EP71」の車両本体価格128万円よりも査定額が上回ったことを知り、内金として1万円を支払い、優先権を獲得。「9割5分買います」と、ほぼ購入の意思を固めていた。

【買えんのか、おい!】スタタボ購入だ!漢だな。走れる状態になったと連絡を受けた亮、すぐに駆けつけスタタボを試乗する。

 そして10月30日に公開された動画で亮は、3週間ぶりに中古車販売店へ訪問し、前回できなかった試乗を体験した。青春時代に味わったターボの衝撃を追体験すべく、加速すると「おー! ターボ来た! 楽しい!」と有頂天に。走り終えると「めっちゃ気に入った。もう買います! ハンコつきます!」と宣言し、その後、手続きを済ませ「EP71」は正式に亮のものとなった。

 なお亮は、旧車を短期間で次々と乗り換えていきたいとも語っている。その理由は、憧れの絶版車が中古車市場から姿を消しつつある現状を憂い、「この気持ちを持ったまま、乗れないまま一生を終わっていくかもしれない」と、危機感を持っているからだという。そんな「憧れの旧車巡りの旅」第一弾が「EP71」だったわけだ。若い頃に憧れたビンテージカーを求めて中古車ショップを巡る亮による本企画は、さながら青春を取り戻す旅のようで、今後、同年代の車好きから高い支持を集めそうだ。

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