お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?
先日、現在は廃盤となっている幻の名作『スーパーマリオブラザーズ3』のPC版デモが、ニューヨーク州ロチェスター博物館に展示されることとなり多くのファンを喜ばせた。そんな中、お蔵入りになり日の目を見ることがなかった伝説のマリオゲームが、オランダの博物館でプレイできると話題になっている。
今回話題となっているゲームは『スーパーマリオワールド』の続編として任天堂にピッチされた『スーパーマリオのワッキーワールド』。『コマンチ』や『デルタフォース』アクションゲームで知られているノヴァロジック社が米国で開発したとして知られている。
『スーパーマリオのワッキーワールド』は、フィリップスのCD-iシステム用に開発されたもので、試作段階で開発中止になったゲームだという。CD-iシステムの商業的失敗が原因で、ゲームそのものは現在世界に数台しか存在しておらず、任天堂に提出するサンプルとして、ノヴァロジック社の当時の従業員であるサイラス・ワーナー氏とジョン・ブルックス氏が24時間体制で2週間で作り上げたものだという。
現在では少なくとも3つの試作機が現役で流通されており、そのうちの1つはオランダのヘルモンドにあるホームコンピュータ博物館で遊ぶことができるという。ジャーナリストのWillem Hilhorst氏は、実際にゲームをプレイしている様子をTwitter上に投稿しているため、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
(画像=Hobo Brosのニコニコ動画より)
(Source)
https://www.nintendolife.com/news/2021/10/random-going-to-holland-soon-then-make-sure-you-play-this-lost-super-mario-world-sequel
https://en.wikipedia.org/wiki/Super_Mario%27s_Wacky_Worlds
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38485688