「芸能界=政治の話はNG」のタブーを破る動画・VOICE PROJECT 仕掛け人に狙いを聞いた

菅田将暉ら出演「投票促進動画」制作の意図

違和感があればアクションすれば良い

――動画のアップを受けて大きな反響を呼びましたが、カットしました “狙い通りの結果”だったのでしょうか?

VOICE PROJECT:まったく事前のパブリシティなど打たず、自分たちの率直な思いを伝えるためにシンプルにYouTubeにアップするだけ、という手法をとっていました。ですので、どのくらい注目してくれるか不安な部分もありましたが、結果的に非常に多くの方に視聴していただき大変驚いています。

――好意的な意見が散見される中、「芸人バージョンでもやってほしい」「手話通訳をつけてほしかった」など、様々な要望が寄せられました。こういったニーズに今後どのように応えていく予定ですか?

VOICE PROJECT:出てきたご意見を真摯に受け止め、改善すべきとチーム内で判断したところは改善するようにしたいと思っています。とは言え、こういうアクションをすると「○○してほしい」「○○だったらよかったのに」という意見がよく聞かれます。ただ、これらの意見が出る背景として、そもそも「政治的なアクションは自分にやれないから人におまかせしたい」という前提があるように感じます。私たちはそういう前提をむしろ変えたいと思っています。自分で思うイメージやアクションがあれば、ぜひみなさんにご自身でドンドンやってもらいたいです。

――最後に衆議院選挙以降も選挙は続きますが、今後も選挙に対するアプローチを計画していますか?また、選挙に限らず、社会的な問題にも踏み込んでいく予定ですか?

VOICE PROJECT:メンバーや出演者、各個人でいろいろな社会問題には取り組んでいく人もいますが、それはVOICE PROJECTには関わりなく、あくまでもそれぞれが自由に取り組むアクションや主張だと思っています。ひとまず至極少人数の一般市民のスタッフでここまで持ってくるだけでも必死だったので、今後の予定は未定です。

■関連リンク
https://www.youtube.com/watch?v=Ygtmbwj0sV4
VOICE PROJECT 投票はあなたの声 #わたしも投票します

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる