大塚愛がAI DJの演出で「さくらんぼ」を披露 ファンのツイートを解析した映像表現も

大塚愛がAI DJとコラボ

 近年、エンターテインメントにテクノロジーを融合させたライブパフォーマンスやショーコンテンツが続々と登場している。

 特にコロナ禍でデジタルシフトが加速したことで、XR技術を駆使したバーチャルライブやアバターロボットによる新しい没入体験など、オンラインならではのエンターテインメントのあり方を追求する企業も増えていると言えよう。

 そんななか、 IP創造企業のエイベックスとクリエイティブカンパニーのネイキッドが2019年1月より手がける「HUMANOID DJ」のオンラインライブが、2021年10月14日に行われた。

 日本マイクロソフト主催の企業向けデジタルイベント「Microsoft Japan Digital Days」のクロージングとして、HUMANOID DJと音楽アーティストの大塚愛がコラボし、一夜限りのスペシャルライブを披露した。

 リアルとヴァーチャルが交錯する最先端のエンターテインメントはどのようなものなのか。

 その全容を明らかにするべく、実際にスペシャルライブへ参加し、次世代エンターテインメントの可能性を探った。

あらゆるものと「コネクト」していくHUMANOID DJ

 HUMANOID DJは、マイクロソフトが提供するAI関連のクラウドサービス「Azure Cognitive Services」を用い、リアルタイムで音楽や映像を生成するAI DJだ。

 発展目覚ましい最先端のデジタル技術と音楽を融合させ、新しい音楽シーンを創造するために生まれたものであり、「テクノロジー」や「AI」といった技術に加え、クリエイティブを組み合わせることで今までになかった世界観を創っている。

 このAI DJは「LUCY w/(ルーシー)」と名付けられており、ダンサーやシンガー、オーディエンス、そしてネットワークなどあらゆるものと「コネクト」していくのがコンセプトである。

一期一会のエンターテインメントを生み出す

 演者の表情やモーション、あるいはオーディエンスの感情や空間演出などがつながることで、その日限りの体験を味わうことができ、まさに「一期一会のエンターテインメントとの出会い」を創造しているわけだ。

 その場、その時の人や環境、データと繋がり、即興でインタラクティブな空間を演出する。

これまでHUMANOID DJは、「OCEAN BY NAKED 如海・空間」や「DIVE XR FESTIVAL 」、「FLOWERS BY NAKED 2020 -桜-」など、多くのイベントでその斬新なパフォーマンスを行ってきた。

キーボードのMIDI信号をAIで解析した先鋭的なビジュアル表現

 変幻自在のHUMANOID DJと、ヒット曲を多く生み出してきたシンガーソングライターの大塚 愛が織りなすライブパフォーマンスはどのようなものになるのだろうか。

 まず初めに披露したのは「タイムマシーン」。

 曲調に合うような都市風景の映像が描写され、近未来感を彷彿とさせる演出が際立った。

 この曲では、演者が奏でるキーボードのMIDI信号をAIで解析し、ビジュアルとしてアウトプットしているという。

 アーバンライクな街の様相を引き立てるかのように、幾重もの光が浮かぶ情景を視覚化し、曲の持つ雰囲気を見事に体現していた。



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