アマゾン『New World』ゲーム内経済がデフレに 不景気になったゲーム内の状況とは?
リリースからすぐに同時接続70万を突破し、既にSteam上で2021年に最もプレイされたゲームとなったAmazon GamesのMMORPG『New World』。しかし、そんな『New World』に現在デフレ危機が訪れ、ゲーム内の経済が危機的状況に陥っているという。
デフレとは商品やサービスの価格が下がることで、同時に貨幣の不足を意味する。この傾向が続くと商品よりも通貨の価値が上がり、商品が売れなくなっていく。
『New World』では、クエストなどをクリアしてもゲーム内の通貨を手に入れるのが難しく、お金が希少なため、お金が商品よりも価値のあるものになってしまっているのだ。既にプレイヤー達は通貨で商品を買わず、物々交換でアイテムを手に入れているという。『New World』はアイテムクラフト、修理以外でも、なんと固定資産税が存在するシステムのため、このままデフレが続くと、ゲームをプレイすること自体が難しくなることが予想されている。
オンラインゲームのマーケットプレイスであるPlayerAuctionsは、「『New World』では、通貨を稼ぐためにアイテムなどをクラフトしても、収入を得ることが難しくなってきている。プレイヤーの職業レベルが上がっても、それに見合った収入が得られない場合、プレイヤーがログインしなくなってしまうのではないか?」と述べている。
今後『New World』の経済はどうなってしまうのか? 今後の動向も追いかけていきたい。
(画像=New World公式HP)
(Source)
https://www.newworld.com/en-us#ags-MediaPopup
https://kotaku.com/new-worlds-economy-is-so-busted-players-are-bartering-1847904272