食事作りのBGMに 料理系YouTubeで一線を画す「食堂あさごはん」とは?
最近筆者がハマっているYoutubeチャンネルは、管理栄養士の中井エリカさんが運営するチャンネル「食堂あさごはん」。料理と栄養のプロが、一般家庭にある材料を使って淡々とご飯を作っていく動画です。
よくあるテンション高めでテキパキと炊事をする家事動画と異なり、そこはかとなく気だるさが感じられるのがリラックス効果高めでお気に入りポイントなんですよね。
手の込んだ朝ごはんを作る
「食堂あさごはん」はタイトルの通り、朝ごはんを作る動画を多くアップしているYoutubeチャンネルです。メニューは朝ごはんと思えないほど手がこんでいて、我が家に照らし合わせて考えると、夕飯並み。
とはいえ、手が混んでいながらも「朝ごはんにしては」手が混んでいると感じるだけであって、決して真似できないものではありません。自分の日々の食事作りに一手間加えたり、気づきを与えてくれる小技がきいたものばかりなので、すぐに真似ができて、食生活のクオリティがすぐに上がるのを実感させてくれます。
朝ごはんだけでなく、作り置きも人気コンテンツのひとつ。特に、作り置きは作っただけで終わらず、作り置きをどう活用するかにまで掘り下げてくれるので、とても実用的なんです。
見ていて安心できる
レシピの豊富さと実用性もありがたいのですが、筆者がハマっているのは、柔らかい口調と「ご飯作りは時に面倒臭い」と正直に語ってくれるところ。プロでありながらも、人間らしさが窺い知れるので、見ていて安心感がありますし共感できます。
今はコロナ禍で人々の感情がダウナーになりがちだからでしょうか。明るくて前向きすぎる動画は、見ていてときに辛くなってくることがあります。この時にBGMとキャプションだけ、ときにゆったり口調のナレーションだけというのが心地よく感じるのです。
食事作りのBGMに
筆者は「食堂あさごはん」の動画を寝る前と、食事作りの最中に視聴しています。
食事作りの間に流すと、自分以外の人も頑張っているのだからと炊事をするモチベーションが上がります。事前に学んで準備しておいた作り置きや下拵えのおかげで食事作りの手順が良くなっているからか、最近は一汁三菜プラスデザートの果物まで出すことができています。冷蔵庫の中身も順調に減らせていけているので満足感を得られていて、とても助かっています。
筆者は食事の用意が面倒で、どんぶりで終わらせることも多かったので大きな変化です。筆者のように炊事で悩んでいたり、効率を上げたい人はとりあえず「食堂あさごはん」の人気コンテンツを何本か再生してみてはいかがでしょうか。手際の良さや食材を無駄にしないコツ、栄養が取れそうな献立が頭に入った頃には、きっと酒粕を入れたお味噌汁や細かく刻んだニラを入れた味付けたまごを作ってみたくなっているはずです。