ポルカドットスティングレイ・雫に聞く「コロナがマーケティング活動に与えた影響と、熱狂的なゲーム愛」
――「ダイバー」を書き下ろすにあたり、先方からはどのようなリクエストがあったんですか。
雫:大枠としては「eスポーツが好きな人やこれからeスポーツの選手を志す人、選手として活躍してる人を応援する曲」というオーダーをいただきました。アレンジに関しては、かっこよくて疾走感のあるイメージ。いれてほしい言葉も細かく要望を出してくださったので、歌詞にすっごいぶちこんでます。200%やりきりました。
――『シャドバ』ユーザーのウエムラさんにヒアリングもしたんですか。
雫:メンバーの意見を歌詞に取り入るのは癪なので、何も訊いてないですね。ふわっとデッキのことを訊いたら、iPadまで取り出して無限に話してきて(笑)。聞かされたことは参考になったんですけど、曲のペルソナには全く反映してません。
――雫さんからにとって、RAGEや『Shadowverse』の魅力ってなんですか。
雫:eスポーツは、普通のスポーツみたいにポテンシャル勝負にならないところがいいですよね。チャレンジできる人の間口が広いので、すごく夢や可能性も感じます。これからもっと成長していきそうな産業だなって。
『Shadowverse』は、やっていて楽しいのはもちろんだけど、ゲームを作る人目線で見ても素晴らしいゲーム。UIがいいし、課金要素の薄さがちょうどいいし、1ゲームの長さもいい! 私も『Shadowverse』をやってると、カードゲームを作りたくなりますもん。
――ちょうど取材前に「ダイバー」のMVも撮影されたとのことですが、どのような仕上がりになっていますか。
雫:ハンドマイクで挑んだ初めてのMVなので、演奏シーンがかっこいいかはちょっと不安です(笑)。メンバーが向かいあうようなセッティングだったのもあり、動きがデカくないと観ている人に伝わらないんですよ。でも、本気で頑張った殴り合いのシーンは、かっこいいはず!
■イベント概要
『RAGE Shadowverse Pro League』
『RAGE Shadowverse Pro League』は、株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」と株式会社Cygamesが合同で開催するプロリーグです。21-22シーズンのリーグ戦は賞金総額2400万円をかけ、「AXIZ」、「au デトネーション」、「NTT-WEST リバレント」、「G×G」、「名古屋OJA ベビースター」、「福岡ソフトバンクホークスゲーミング」、「横浜F・マリノス」、「レバンガ☆SAPPORO」の8チームが日本最高峰の戦いを繰り広げます。