ローランド、特注の愛車「ベンツ SL65 AMG」を紹介 細部に宿る"自身の原点”へのこだわり

 大の車好きとして知られる“現代ホスト界の帝王”ローランド。この度、最近買い替えたという「メルセデス・ベンツSL65 AMG」で、同じくカーマニアのタレント・マギーとドライブする様子を収めた動画を公開し、「SL65 AMG」へのこだわりや、これまでの車遍歴などについて語った。

ロールス・ロイスの次は細かすぎる特注ベンツ【徹底レビュー】

 ローランドとマギーは何度も共演歴のある間柄。それに、ローランドは、公式YouTubeチャンネル「THE ROLAND SHOW」で自身の所有する高級外車を度々紹介しており、一方のマギーは「MAGGY's Beauty and the Speed」という車専用のYouTubeチャンネルを展開し、愛車は「メルセデス・ベンツ The C-Class Cabriolet」。高級外車好きという共通の趣味がある知人同士、この度公開された「ロールス・ロイスの次は細かすぎる特注ベンツ【徹底レビュー】」と題した動画では、「SL65 AMG」でのドライブを楽しみつつ、車談議に花を咲かせた。

 「SL65 AMG」を入手した理由について、ローランドは、同車がV型12気筒エンジンを搭載していることを踏まえつつ、「『V12』がもうなくなってきてるじゃん。最後のV12を買いたくて、『65』数少なかったんだけど手に入れた」と説明した。また、機能性が高いこと、加えて、金属や樹脂など固い素材を使用したオープンカーの屋根「ハードトップ」のモデルであることも、購入の決め手となったと語った。

 そんな「SL65 AMG」をローランドはより自分好みの仕様にカスタムしている。ボディカラーは白からマットブラックに塗装し、内装はベージュ系の色に統一。個性的な配色に、マギーは「いい感じ。マットブラックに中をベージュってあんまりしないからいい組み合わせ。かっこいい」と称賛した。さらに、ステアリングはアルカンターラ調のカバー、運転席足元のシートはレザー素材に張り替えられ、ホイールはメルセデス・ベンツS600のものに交換されていた。

 こうした細か過ぎる特注ベンツに乗るローランドだが、もともとは車に興味がなかったという。転機となったのはホストとして芽が出始めた20歳のころ。500万円の貯金を切り崩して、350万円の「メルセデス・ベンツ SLK」を納車したことで、車の魅力に目覚めたという。ローランドは「この『SL65 AMG』を買ったのは(20歳のころの)『SLK』の印象が強くて。思い出があるんだよね。形が変わってないからさ、SLも。『懐かしいな』と思う。原点が『SLK』だね」と目を細めた。

 SLKから始まり、「ロールス・ロイス Wraith」、「アストンマーチン DB11」、「ロールス・ロイス Phantom」「フェラーリ・カリフォルニアT」と高級車を渡り歩き、そして今、原点の車「SL65 AMG」へと戻ったローランド。こうした華麗な愛車遍歴について、マギーから「今まで(車を)派手にしてたわけじゃん。カラーとか名前を入れたし。何があったの?自分の中で」と聞かれると、ローランドは「20歳ぐらいの時は自分に自信がなくて、服とか装飾品とか髪型とかで隠してたと思う。そういうのが派生して、車も派手なやつだった」と述べ、「逆に自信がつくにつれて、『目立ちたくないな』と。車にしてもそうなんだけど、これを選んだ理由がパッと見だと普通のメルセデスと(違いが)わからない。でも、中身はめちゃくちゃ詰まってるじゃん。だからそういう、奥ゆかしい楽しみ方を覚えた」と明かした。

 ローランドといえば、先日、トレードマークだった金髪から黒髪に染めたことが大きな話題を呼んだ。外見をとりつくろわなくてもいいと思えるほどの自分の内面への絶対的自信。その自信からくる変化が自身のビジュアルだけでなく、所有する車にも表れているのが、なかなか興味深いというものだ。

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