YouTuber × ファッションの親和性なぜ高い? はるくん(北の打ち師達)個人チャンネル開設から考える
YouTuberとファッションの親和性
そして、はるくんが古着屋の夢を語ったように、YouTuberがアパレルブランドを立ち上げることもまた、近年珍しくなくなってきた。
人気YouTuber・ヒカルのブランド『ReZARD』は、高級ブランドと同じグレードの素材でありながら、リーズナブルな価格帯を目指すこだわりを持ち、運営にヒカル本人も力を入れている。最近では、人気YouTuberグループのコムドットやえびすじゃっぷら、新世代YouTuberも続々とアパレルブランドの立ち上げやプロデュースを行なっている。また、TGCや関西コレクションをはじめとした、ファッションショーのランウェイにYouTuberが出演することや、ブランドの展示会、ファッション誌の企画にYouTuberが呼ばれることも多く、ファッション業界との親和性も高くなってきている。
最後に、同じく私服や衣装のファッションに定評があり、服を愛するYouTuberとして、アバンティーズのそらちぃを紹介しておきたい。言わずと知れた人気YouTuberグループのリーダーだが、そらちぃもまた現在自身のInstagramで、私服コーディネートをブランドタグ付きで発信している。過去には、セレクトショップを運営する人気ファッションYouTuber・なかむの動画にコラボ出演。その際には、ファッションブランドsacaiで大人買いをした後、商品紹介として、なかむと共にファッショントークで意気投合を果たした。プロに引けを取らない自他共に認めるファッショニスタなのだ。
ファッションに特化したYouTuberも現在では数多く存在するが、YouTube界の黎明期を引っ張ってきたYouTuberのそらちぃやはるくんらもまた、ファッションに対する愛情やファッションセンスは負けていない。ぜひ、メインチャンネルで見せる企画以外での彼らの姿にもまた、注目してほしい。