『ゴールデンアイ 007』20年の挑戦を経てRTA世界新記録を達成したプレイヤー現る その方法とは?

『ゴールデンアイ』RTA挑戦20年で新記録

 FPSを一般的に広めた超名作シューティングゲーム『ゴールデンアイ 007』。ゲームファンなら一度は耳にしたことのあるこのゲームで、1人のRTAプレイヤーが最も難しいステージ「アステカ遺跡」の世界新記録を達成した。

 世界記録保持者Gus Riolo氏は、4年間更新されていなかった世界記録にたどり着くまでに、20年もの歳月を費やしたようだ。そんな彼が編み出した達成方法はどんなものだったのか? その方法について、RTA評論家であるKarl Jobst氏がYouTube内で解説している。

 問題のステージでは、シャトルの発車を待つまでの間、無数の敵やタレットの間をくぐり抜けていかなければいけない。特に最高難易度の「00 Agent」では敵の攻撃力が強く、ボディーアーマーがない状態だとすぐキャラの体力がなくなってしまう。今まで必須だと思われていたボディーアーマーであるが、装着するには時間がかかってしまうという問題があるため、長年ボディーアーマーを使わずに攻略する方法が求められていた。

 そんな唯一の救いであるボディーアーマーを使わず、彼が導き出した攻略方法は、通気口にまっすぐ向かわず、タレットが気がつくギリギリまで引きつけ、後ろに下がるというものであった。これらを実行することでタレットの攻撃を回避することができ、体力も奪われずゴールすることができるという。

 彼はこの方法を編み出し、世界記録である1分34秒を達成した。この驚異の記録を打ち破る者は出てくるのか? スピードランナー達の挑戦は続く。

(画像=Rare/Nintendo)

(Source)
https://www.kotaku.com.au/2021/08/after-20-years-of-attempts-impossible-goldeneye-trick-hails-new-world-record/

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