水樹奈々、日笠陽子、福山潤ら豪華声優陣が参加 ネクソン新作タイトル『COUNTER: SIDE』配信決定

ネクソン『COUNTER: SIDE』配信決定

 ゲームジャンルの中でも人気の高いRPG(ロールプレイングゲーム)。

 今ではアクションRPGやシミュレーションRPG、MMORPGなどに細分化され、各ゲームパブリッシャーから多くのタイトルが出されている。

 そんな競争の激しい状況のなか、ゲーム大手会社のネクソンは新作タイトル『COUNTER: SIDE(カウンターサイド)』を2021年冬から配信することを発表した。

 同作は昨年2月に韓国でローンチ以来、絶大な人気を誇るタイトルとなっており、待望の日本上陸がアナウンスされた形となる。

 去る7月10日には『COUNTER: SIDE』の発表会が行われ、ゲームの概要やマーケティングの展望、ゲストによるトークセッションが行われた。

文庫本小説2.5冊分に匹敵の壮大なシナリオが、圧巻のゲーム体験を創出

 まず冒頭では、ネクソンの事業本部長である朴燦(パク・チャン)氏が、『COUNTER: SIDE』の日本上陸に向けた意気込みを語った。

 「ネクソンはこれまで『メイプルストーリー』や『アラド戦記』、『テイルズウィーバー』などロングランのタイトルを多く生み出してきた。またPCのみならず、モバイルにおいても『FIFA MOBILE』や『V4』といったゲームが好評を得ており、今回の『COUNTER: SIDE』ローンチ発表によって、新しくアップデートされたネクソンのあり方を提案していきたい」

 次いで『COUNTER: SIDE』の運用ディレクターを務める事業本部の鈴木康成氏が登壇し、ゲームの概要や見どころについて説明した。

 「ゲームの舞台になるのは近未来の2044年。人類が暮らすノーマルサイド(現実世界)に、カウンターサイド(荒廃した裏世界)からある日突然『侵食現象』が発生し、侵食体がノーマルサイドを脅かそうとする。侵食体の進行を阻止するために、プレイヤーは民間軍事企業の社長という立場で異能力者(カウンター)を束ねる小隊の指揮し、ゲームを進行していくストーリーになっている。ゲームの世界観や物語の描写はハイクオリティで、没入感に浸れるのが特徴」

 ゲームのシナリオは、文庫本小説2.5冊分に匹敵する25万字を超える大作になっているという。さらに登場キャラクターについても、本作ではかなりの力を入れているそうだ。

 「ハイクオリティな2Dイラストで描いたキャラクターは100体以上に上る。また、Live2D技術によってダイナミックかつ躍動感あふれる動きを実装したり、総勢50名以上の声優を起用したりと、キャラクターの特徴を最大限に感じていただけるように工夫している。

 そしてシーズナルに合わせたキャラクタースキンも展開する予定で、ゲーム内に登場するキャラクターにはぜひ注目してみてほしい。そのほか、シュミレーションやリアルタイムストラテジーの要素を融合させたバトル演出、育成型RPGとしてキャラクターを育てるなど、『COUNTER: SIDE』ならではのゲーム体験が目白押しになっている」

ゲームやサブカル好きの生活導線にプロモーション展開し、認知度向上を図る

 続いてマーケティング室 室長の河本清翔氏から、『COUNTER: SIDE(カウンターサイド)』のマーケティングについて説明がなされた。

 日本市場へ同タイトルを持ってくる前に、有識者によるβテストを実施、市場性があるかどうか確認を行ったという。

 「βテストの結果、(1)キャラクター、(2)世界観、(3)作中の雰囲気、(4)音楽が高評価を得ることができた。『COUNTER: SIDE』のプロモーションでもこれら4つを主軸に据えて展開していきたい。また、本作では単なる日本語訳をするといったローカライズにとどまらず、カルチャライズにも注力したい。要は日本人の感覚に合うよう、サブカルチャーの要素もリミックスさせながら打ち出していく予定。本気のコンテンツだからこそ、その過程で行う様々なプロモーション活動も商品の一部と捉え、ゲームの魅力を伝えていければと思う」

 プロモーション担当のマーケティング室 川辺亮氏は「日本ではあまり知られていない『COUNTER: SIDE』を、まずは知ってもらうために様々なプロモーションを手がける予定」と述べた。

 「まずはネクソンが『COUNTER: SIDE』をリリースするという、ごく当たり前のことを行いつつ、『知ってもらうから、好きになってもらう』という態度変容を促すために楽しいコンテンツを盛り込んだプロモーションをサブカルチャーやゲーム好きの生活導線に合わせて実施していく。

 7月11日・12日には、ゲーム内に登場するキャラクターに扮したコスプレでサンプリングを秋葉原にて実施し、12日から18日まで都内7つのエリアにて屋外広告を打つ。加えて、TwitterやYouTube、ホームページといったメディアでの情報発信も随時行い、『COUNTER: SIDE』リリースまで盛り上がりを作れるよう、尽力していきたい」

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