人気ゲームの男性主人公を女性として再現したイラストが話題。ゲームの主人公における男女格差に注目
「ゲーム界の男性主人公を女性主人公に変えたらどうなるか」。
人気ゲームキャラクターにおける男性と女性の格差に注目し、アーティストのHossein Kalantari氏とジャーナリストのBrittney Lin氏が、人気ゲームの主人公を女性として再現したイラストを発表した。
1998年にミシガン州立大学が行った調査によると、女性の主人公やその他の女性キャラクターが登場するゲームは全体の15%のみで、女性キャラクターがまったく登場しないゲームが41%もあった。2016年の調査では、女性主人公が登場するゲームは全体の2%であったが、2020年には18%まで上昇しており、男性主人公のゲームが23%という結果が出ている。残りは性別が曖昧であったり、ノンバイナリーであったり、複数の性別の主人公が登場するケースのようだ。このように時代とともに、ゲーム業界も、少しづつ変化を遂げているのだ。
そんな格差問題を取り扱った2人の作品は、「DiamondLobby」というウェブサイトに掲載されている。『Call of Duty』のキャプテン・プライス、『Grand Theft Auto 5』のマイケル・デ・サンタ、『Halo』のマスター・チーフなど女性として描かれており、主人公の性別を変える事によって、変化するであろうストーリーやキャラクター同士の関係を想像してみるのも興味深いだろう。
(画像=DiamondLobbyより)
(Source)
https://diamondlobby.com/geeky-stuff/video-games-reimagined-with-female-protagonists/
https://www.statista.com/statistics/871912/character-gender-share-video-games/