AirPod Pro持っているけど必要? ノイズキャンセリング搭載の「耳栓」とは

ノイズキャンセリング搭載の「耳栓」

「それってAirPods Pro持ってたら意味ないよね?」そんなことはない

 ここまで読んだ方の多くは、「AirPods Pro持ってるからいらないよね?」と思っただろう。そんなことはない。「AirPods Pro」などの完全ワイヤレスイヤホンとの決定的な違いは、その連続使用時間の長さだろう。

 一般的なアクティブノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンの連続使用時間は6~8時間程度となっている。特にノイズキャンセリング機能を稼働させた状態で使用した場合、バッテリーを消費しやすいという特徴がある。

 実際、AirPod Proの連続使用時間は公式で最大4.5時間の再生時間となる。充電を使い切ってしまったらしばらくケースに入れて再度充電をする必要があるのだ。これでは、長時間の耳栓としての使用は現実的ではない。

 その点、この「デジタル耳栓」であれば連続使用時間は12時間、充電ケース込みで最長約40時間もの使用が可能なのだ。

 これだけの充電容量があれば、一日中使い続けたとしても充電するタイミングは1日1回以下で済むというわけである。

 AirPods Proをはじめとしたノイズキャンセリング搭載のイヤホンが普及したことで、既に雑な環境音を排除することに耳が慣れてしまった人も多いはずだ。この「デジタル耳せん」とイヤホンを2個持ちすれば、シーンに応じた使い分けや、充電を気にせずノイズキャンセリングを使用するなんてことも可能となる。どこでも自由に仕事や勉強ができる現代だからこそ、ぜひこの「デジタル耳せん」を使って自分だけの作業環境を作ってみてほしい。

■長門繭
フリーライター兼イラストレーター。ブログ運営を中心に2016年からライターとして活動を開始し2018年に独立。エンタメ系、旅行、テック、時事など得意分野は幅広い。現在はイラストレーターとしても活動中。

画像:キングジムより

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