2万円代スマホを100均のスマホレンズで“トリプルカメラ化”してみた

2万円代スマホを100均のスマホレンズで“トリプルカメラ化”してみた

 100円ショップには、スマホのカメラ部分に取り付けて使うレンズが売られている。広角、魚眼など様々な種類のレンズを取り付けることでデフォルトのレンズにはない写真撮影が楽しめる。しかし最近ではトリプルレンズスマホなど既に広角や望遠機能付きのものがメーカー各所から登場し、その必要性は徐々に薄れていってしまっているようにも思える。

 今回はそんなスマホレンズを原点に返って楽しむべく、エントリータイプの2万円代スマホ(シングルレンズ)を使用し、実際に撮影してみた。各レンズの特徴や取り付けるときの注意点、上手に撮影するためのポイントなどを解説する。

3種類のレンズがセットで100円

 今回購入したダイソーの「スマートフォンレンズセット」は、広い範囲を撮影できる「広角レンズ」、丸く歪んだ写真を撮影できる「魚眼レンズ」、小さなものを大きく写せる「マクロレンズ」の3種類のセット。

 パッケージには、着脱式のレンズとスマホに装着するためのクリップ、収納用の小さなポーチが入っている。これで100円はお得感が大きい。

 レンズをクリップに装着し、それをスマホのカメラ部分に挟んで使う。なお、3種類のレンズのうち、広角レンズはマクロレンズの上に重ねて取り付ける構造になっている。

本体カメラの性能を補える

 外付けのスマホレンズの効果は、低価格なスマホほど大きく実感できるだろう。高価格帯のスマホの場合、「3眼」「4眼」など多数のカメラレンズが搭載されていて、本体のレンズだけで広い範囲を撮影したり、接写をしたりできる製品が増えている。

 一方で、カメラレンズの数が少ない低価格帯スマホの場合は、単独でそういった撮影に対応するのが難しいケースが多い。そこで役立つのが、本体カメラの性能を補うスマホ用レンズだ。今回は、入門機に位置づけられるスマホ「Galaxy A21」を使って撮影してみた。

装着時の注意点は?

 レンズを取り付けるときは、スマホ本体のカメラレンズにピッタリ重なるようにすることがポイント。位置がずれているとレンズの枠が写真に写り込んでしまうので、実際のカメラ映像を見ながら微調整しよう。

 注意したいのが、厚みのあるスマホカバーを使っている場合だ。カバーの上からクリップを挟むと、スマホ本体のカメラレンズとの間にすき間ができてしまう場合がある。そのような場合は、カバーを外して撮影するのがよいだろう。

「広角レンズ」は、通常より広い範囲を撮影できる

 では早速、撮影してみよう。まずは比較のため、スマホ本体のカメラで通常どおりに撮影。

 広角レンズを使うと、より広い範囲を1枚の写真に収めることができる。

 ただし、ご覧のとおり周囲に画像が黒く欠けた部分が生じてしまう。これは「ケラレ」とよばれるもので、外付けの広角レンズを使った場合にはよく起こる現象だ。レンズの取り付け位置を調整することである程度解消することはできるが、完全になくすのは難しい。

 そのため、実際に撮りたい範囲より少し広い範囲を撮影し、周囲の黒い部分は後からトリミングして取り除くのがよいだろう。

 なお、レンズをスマホの内側のカメラ部分に取り付ければ、自撮りで使うことも可能。複数人で自撮りをしたいのに全員が入りきらないときや、周囲の風景と自分の両方を映したいときなどに役立つ。

ユニークな映像が撮れる「魚眼レンズ」

 魚眼レンズでは、広角レンズよりさらに広い範囲を映すことができる。円形に歪んだ独特の写り方が特徴だ。先述の広角レンズと同じ場所を魚眼レンズで撮影してみた。

 こちらも周囲が黒く欠けてしまうことは避けられない。広角レンズ同様に後からトリミングしてもよいが、このまま独特の雰囲気を楽しむのもおすすめだ。

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