チョコレートプラネットがYouTubeで発揮する“天才ぶり” 「悪い顔選手権」という発明に迫る

 オリエンタルラジオの中田敦彦は昨年5月11日に公開した「天才だと思う芸人」を語る動画の中で、1年後輩のチョコプラのことを「発明家」だと評していた。

 その言葉通り、チョコプラはYouTubeの中で独創的な枠組みを発明し、その中で遊ぶのが極めてうまい。ドラゴンボールの名台詞を叫んで声量を競い合う「クリリンのことか選手権」や、なんの変哲もない場所や写真の中に潜んでいるちょっとした違和感を指摘して異様に怖がる「いわくなしスポット」「ほんとにあった!呪われてない写真」などがその一例。

 また、昨年大ブレイクした瑛人の「香水」MV動画を単純にカバーするのではなく、パロディ化した先駆者も、チョコプラだった。長田が“瑛肩”に扮して「香水」を歌った動画が脚光を浴びたのをきっかけに、多くの芸人たちが自分の個性を打ち出した香水動画を投稿して二匹目のどじょうを狙ったものだ。

香水/瑛人 MV再現 (covered by 瑛肩)

 なお「悪い顔選手権」は、我こそはと志願する芸人が多いようで、それこそオリラジの中田も「これ出たいなー」とわざわざ動画にコメントしていた。加えて松尾は「勇気ある俳優さん、女優さんにも来てもらいたい」とも発言していた。今後、どんなゲストが登場し、とっておきの悪い顔を披露してくれるのか。そして、悪い顔選手権に続いてどんな“笑いの発明”を生み出してくれるのか。チョコプラチャンネルから引き続き目が離せなくなりそうだ。

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