“量より質”の流れがさらに加速? ヒカル×ラファエルが予言する2021年のYouTube界

 その上でヒカルは「2021年は僕も投稿頻度が変わっていくと思います。投稿頻度が多いと、どうしてもクオリティが高いと思わないものも出さざるを得ない時がある」とコメントした。関わるスタッフに休みを取らせたいという意図もあるという。そのほか動画の中では「YouTubeから次世代のスターは生まれる?」「この先のYouTubeでの目標」「YouTubeの投げ銭文化」などについて熱く、時にユーモアたっぷりに語り合う場面も。

 「投稿頻度」という面では、人気コンビ・水溜りボンドが昨年いっぱいで、6年間、1日も欠かさず続けてきた毎日投稿を終了したことも話題になった。無理がたたって体調を崩すクリエイターも少なくないなかで、ヒカキンを中心にトップYouTuberが“労働環境”の改善について語ってきた経緯もあり、2021年はその流れが加速するということかもしれない。量が質に転化することもあり、「量より質」と簡単に言うことはできないが、じっくりといい動画を作って認められる、というのはYouTuberにとってもある種の理想だろう。

 昨年のコロナ禍でさらに勢いを増したYouTube。ここからまたどのような展開を迎えていくのか、気になる人はこの動画を見ながら一緒に予想してみては。

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