中国の検索大手BaiduがEV開発に参入 Geelyと提携し新会社を設立
春秋戦国のEV市場
EV市場では、比較的、最近になって自動車業界に参入したTeslaが大きな成功を収めており、昨今テクノロジー企業やスタートアップのEV参入が活発化している。巨大な人口と資本のある中国でも、今、次々とEV企業が立ち上がっている。
環境汚染が深刻な中国では、政府が環境規制を強化しており、EVへの移行が急速に進んでいる。内燃エンジンの時代に世界の自動車大国になった日本だが、新技術への移行に乗り遅れると、近い将来、中国にその座を奪われる可能性があるだろう。
一方でコネクテッドカーは、スマホのようにインターネットに接続しているため、ハッキングやプライバシーの問題も発生する懸念がある。EVもスマホのように国境を挟んで分断が起こる時代が訪れるかもしれない。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。