Teslaが月1万円で完全自動運転のサブスクリプション開始、新興EVも猛追

Teslaがオートパイロットのサブスクを開始

 Teslaが月々のサブスクリプションで、完全自動運転(FSD)モードを提供することが明らかになった。

100万円の代わりに月々1万円?

 Teslaは先進運転システムにオートパイロットと呼ばれるFSDモードを追加するのに、10,000ドル(約100万円)の支払いの代わりに、サブスクリプションを提供すると『Mashable』が報じている(参考:https://mashable.com/article/tesla-full-self-driving-subscription/)。

 TeslaのCEOであるイーロン・マスク氏は「FSDサブスクリプションは、来年初めにリリースします」とツイートしている。

 2021年のある時点で、より多くの人々に届けられる見通しだという。ソフトウェアから自動車まで、所有するのではなくサブスクするのが最近の流行りだ。

 しかし、サブスクサービスを利用できるからといってとして、それがお得になるとは限らない。電気自動車(EV)メディア『Electrek』は、先進運転モードが毎月約100ドル(約1万円)になる可能性があることを示唆している。

走行テストに失敗も、その後に改善

 Teslaは2020年10月に、限られたユーザーに対して、FSDの初期バージョンをリリースした(参考:https://mashable.com/video/tesla-full-self-driving-autonomous-improvement/)。

 これは運転手が、いつでも運転を引き継ぐ準備をしている必要があるため、完全な自律運転ではない。サンフランシスコで最も曲がりくねった通りの1つであるLombard Streetでテストし、ターンのナビゲートで派手に失敗。その後、試行錯誤を続け同12月には、運転手の最小限の介入で走行に成功。まだ問題点がありぎごちなく、美しい超流動的な走りではなかったが、過去の失敗から学びアップデートしているという。

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