中村倫也、赤西仁&錦戸亮、本田翼……昨年の緊急事態宣言下で活躍した“芸能人YouTuber”を振り返る
また、コロナ禍をきっかけに新設されたYouTubeチャンネルも多い。昨年4月9日に始動した赤西仁と錦戸亮によるチャンネル「NO GOOD TV」もその一つ。
昨年共同プロジェクト「N/A」を開始し、同年5月に初ライブ「JIN AKANISHI & RYO NISHIKIDO LIVE IN HAWAII 2020 “THE MEN IN THE ARENA”」を予定していた赤西と錦戸だが、新型コロナ感染拡大の影響で中止に。そこで、「こんな時期だからこそ何かできないか」「みんなの暇つぶしにでもなればいい」との思いから発足したのが、同チャンネルだった。いまも定期的に更新されており、ファンに向けた情報発信プラットフォームとして定着しているようだ。
「NO GOOD TV」は、アメリカにいる赤西と東京にいる錦戸をリモートで繋いで配信が行われているが、昨年のステイホーム期間中は、WEB会議システムを活用したコラボも目立った。4月4日に実現した渡辺直美×星野源の生配信でのコラボもその一例。渡辺の配信をたまたま観ていた星野からのオファーで実現した夢のリモート共演に、多くのファンが喜んだ。
加えて、本田翼のようにもともとYouTubeチャンネルを持ち、普段は多忙で更新頻度が限られるものの、外出自粛期間限定で動画を頻繁に投稿するようになったタレントも。ファンを喜ばせるだけでなく、外出自粛を呼びかけるなど、社会貢献活動の一貫ともいえる動画も話題になった。
今回の緊急事態宣言で前回同様に、活動の場を失ったり、そうでなくてもファンを励まそうと考える芸能人は少なくないだろう。そんな中で誰がどのようなかたちでYouTubeで存在感を示すのか、注目していきたい。