世界のYouTuber高収入ランキング、日系人の9才が30億円で三連覇 トップ10は子ども向けが多数
『Forbes』は2020年の高収入YouTuberランキングを発表した。Ryan Kaji君が若干9歳ながら、収入2950万ドル(約30億5000万円)で、1位の栄冠に輝いた。
3年連続で首位を守った日系人のRyan Kaji君は、2015年3月に家族とともにYouTubeの動画を作り始め『Ryan's World』というYouTubeチャンネルをホストしている。DIYの科学実験、家族の話、新しいおもちゃのレビューといった内容で、子ども世代の視聴者が熱狂しているという。『Ryan's World』のライセンス商品もリリースしており、YouTube広告以外の収入もある。現在、母親は高校の化学の教職を辞して、YouTubeに専念しているという。
2020年のYouTuberトップ10の収入は、合計218億円
上位10チャンネルの収入の合計は2億1100万ドル(218億円)にもなり、前年から30%増加したという。コロナ禍による景気後退に苦しんでいるメディア業界を尻目に、自宅で巣篭もり中の退屈を紛らわすために、YouTubeの魅力が増していると『Forbes』は見ている。
YouTubeはとりわけ若者に人気があるが、トップ10入りしたYouTuberも、子どもや若者向けの動画を作っているという傾向が見て取れる(参考:https://www.forbes.com/sites/maddieberg/2020/12/18/the-highest-paid-youtube-stars-of-2020/?sh=5ba051036e50)。
1位:Ryan Kaji
収入:2950万ドル、動画再生回数:122億回、チャンネル登録者数:4170万人
2位:Mr. Beast (Jimmy Donaldson)
収入:2400万ドル、動画再生回数:30億回、チャンネル登録者数:4780万人
3位:Dude Perfect
収入:2300万ドル、動画再生回数:27億7000万回、チャンネル登録者数:5750万人
4位:Rhett and Link
収入:2000万ドル 、動画再生回数:19億回、チャンネル登録者数:4180万人
5位:Markiplier (Mark Fischbach)
収入:1950万ドル、動画再生回数:31億回、チャンネル登録者数:2780万人
6位:Preston Arsement
収入:1900万ドル、動画再生回数:33億回、チャンネル登録者数:3340万人
7位:Nastya (Anastasia Radzinskaya)
収入:1850万ドル、動画再生回数:39億回、チャンネル登録者数:1億9060万人
8位:Blippi (Stevin John)
収入:1700万ドル、動画再生回数:82億回、チャンネル登録者数:2740万人
9位:David Dobrik
収入:1550万ドル、動画再生回数:27億回、チャンネル登録者数:1800万人
10位:Jeffree Star
収入:1500万ドル、動画再生回数:6億回、チャンネル登録者数:1690万人