年末大掃除で活躍間違いなしの最新家電・ガジェットは? PC周り清掃の便利アイテムも
突如求められた新しい生活様式、新しい働き方。2020年はこれまでにない激動の年だったが、気がつけば残り数えるほどになった。良いニュースがなかっただけに「暗い雰囲気を追い払おう!」と、大掃除に意欲的な人も多いだろう。
しかし、1年間溜め込んだ汚れは強敵だ。特に今年はリモートワークなどで、自宅で過ごす時間も増え、家の中は例年よりも汚れがち。毎週末に少しずつ掃除しておけば……。そんな悲鳴も聞こえてくる。
そこで、ここでは大変な大掃除を少しでも楽に、時短で終わらせ、その後のキレイ維持にも活躍する最新掃除家電・ガジェットを紹介する。
外構、玄関、ベランダ、浴室も。日本の家庭に向けたコンパクトな小型高圧洗浄機
引用:ケルヒャー ジャパンhttps://www.kaercher.com/jp/
外壁、玄関まわり、ベランダ、窓のサッシ。大掃除ともなると、日常の掃除では手を伸ばさない場所もキレイにしたくなる。手早く終わらせたいなら、高圧洗浄機がおすすめだ。
高圧洗浄機と聞くと、重くてセットアップが面倒というイメージがあるが、それは過去の話。日本の家庭に向けて設計されたケルヒャーの『K-MINI』は、寸法が280 x 233 x 295mmで、本体重量3.9kg。これまでの高圧洗浄機のイメージが覆るコンパクトさで、新設計されたホースも柔らかく、取り回しのハードさも解決している。価格も21,780円(税込)と手が出しやい。
大型のハイパワーモデルと比べると水圧若干落ちるが(2〜9MPa)、それでも一般的な家庭の汚れを落とすには十分で、タイルや外壁についた苔なども一瞬で落ちる。ゴミや汚れが溜まりやすい窓のサッシも一吹き。「いままでの苦労は何だったのか?」と思うに違いない。
電源と水が取れる場所に利用シーンが限定されてしまうが、大掃除はもちろん、日常的に利用したくなる最新掃除グッズだ。
キッチンやリビングの頑固な汚れに。除菌にもなるスチームクリーナー
引用:Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HNYKDTH/
キッチンの頑固な油汚れ、リビングの布製品に染み付いた積年のシミ。こうした強めの汚れをかんたんに、安全に落としたいなら、スチームクリーナーの出番だ。
『SteamGo by Light’n’Easy』は、ハンディタイプのスチームクリーナー。電源を入れてから約20秒、水はボイラー内で160度まで加熱され、およそ100度の水蒸気として吐出される。この走り出しの速さは優秀だ。
使い方はかんたん。スチームを当てると油や汚れが浮かび上がるので、ウエスで拭きあげればいい。水だけしか使わないため、洗剤残りを気にしなくて良いのも選びやすい理由。キッチンはもちろん、洗剤を使いにくい絨毯や布製品シミ取りなどにも活躍する。高温蒸気は殺菌効果も期待できるため、ペットのケージやトイレ掃除にも選びたい。
ブラシヘッド、スクレーパー、マイクロファイバーヘッドなど、10ものパーツが付属し、価格は9,980円(税込)、年末大掃除では大活躍するはずだ。
長時間の利用にも耐えられる。大容量バッテリーのコードレスクリーナー
引用:Dyson
https://www.dyson.co.jp/
大掃除ともなると、普段掃除しない場所(エアコン・シーリング・テレビの裏・冷蔵庫の下・棚の後ろetc…)などにも手を出したくなる。こうなると、掃除機は長時間稼働を余儀なくされるが、わざわざ大掃除のためだけに、コード付きのキャニスター掃除機は購入しなくてもいい。
Dysonのフラッグシップモデル『Dyson V11』シリーズの稼働時間は最長60分。一般的な家庭の大掃除であれば、60分も掃除機をかけることはまずない。吸引力も最大パワー時は有線のキャニスター式と肩を並べるほどの吸引力を発揮するので、ここぞというときにも活躍する。背面液晶で残り稼働時間をリアルタイムに確認でき、パワー配分を考えながら掃除できるのも便利だ。
価格はエントリーモデルの『Dyson V11 Fluffy (SV14 FF)』で64,800円(税込)。普段から便利に使えて、大掃除にもしっかり応えられるコードレススティッククリーナーは貴重だ。
かんたんにプロクオリティの窓掃除! 面倒な掃除も楽しくなるバキュームクリーナー
引用:ケルヒャー ジャパンhttps://www.kaercher.com/jp/
スクイージーを、くるくるくるっと回して、はいキレイ。プロの掃除業者は本当に見事に窓を掃除する。無駄の無い美しい動作は、真似したくもなる気持ちもわかるが、見様見真似で挑戦してみたところで、拭き筋は出るし液だれで床はびしゃびしゃ。そこには、後悔しか残らない。
こうしたプロのような窓掃除を、素人でもかんたんにできるツールがケルヒャーの窓用バキュームクリーナー『WV 1 プレミアム』だ。専用のパッド付きスプレーボトルで洗剤を伸ばし、バキュームクリーナーで汚水を吸引。液だれや拭き筋を残すことなく、手軽にプロクオリティの窓掃除を体験できるのが特徴だ。
コードレスなので、窓の中も外も場所を選ばず、手が汚れにくいのもいい。価格は9,878円(税込)と窓掃除専用と考えるとコスト高かもしれないが、浴室の水滴取り、朝の結露取りなど、日常の中でも活躍するシーンは多い。
水周りの汚れを楽して落とせる電動ブラシ
引用:Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/B076LFJMNZ/
こびりついた水垢、シンクの曇り、タイルの目地、浴室の床。スポンジやブラシでこする重労働から開放されたいなら、ブラック・アンド・デッカーの『シャボンスクラバーPro BHPC110』を選べばいい。
スイッチを入れ、当てて、動かすだけ。スポンジだとゴシゴシこすらないといけない場所も、電動ブラシの回転ヘッドが汚れをこすり落としてくれる。押し付けても回転が止まりにくいパワフルなトルクは、さすがの工具ブランド。広範囲を掃除するには時間もかかるが、身体への負担は軽くなる。バッテリーは充電式で一回の充電で約60分、もちろん本体は防水仕様だ。専用の充電スタンドにかけるだけで充電できる手軽さも便利。
価格は4,800円(税込)。ブラシ(×1)とスポンジ(×3)のヘッドが付属し、場所に合わせて使い分けできる。見た目もシンプルで清潔感があるため、大掃除に限らず出しっぱなしにして日常の掃除の中で使っていきたい。