かぼちゃでビリー・アイリッシュを演奏!? フィンランドの音楽YouTuberが奇才すぎる
既存、オリジナルの楽曲を演奏する「弾いてみた」動画。日本のみならず世界中で人気を博しているジャンルだ。そのアプローチは、本家に負けず劣らずの技巧派から、独自のアレンジで演奏する個性派までさまざま。
今回紹介する弾いてみた動画は「バッド・ガイ(かぼちゃカバー)」だ。
いきなりカボチャがアップにされるが、決して画像を間違えたわけではない。れっきとした「弾いてみた」動画だ。
本動画「バッド・ガイ(かぼちゃカバー)」はアーティスト「Pupsi」が投稿したもの。タイトルの通り、アメリカの超人気歌手ビリー・アイリッシュのヒット曲「バッド・ガイ」をかぼちゃで演奏するものだ。
と言われても、一体どうやってかぼちゃで音楽を奏でるのだろうか? 動画の一部を抜粋しながらみてみよう。
まず、かぼちゃの種を取り出すPupsi。
続いて、かぼちゃにカッターで穴をあける。
そこからベースを使い、キーを調整していく。
こうしてできあがったかぼちゃの楽器である。なんと、Pupsiは、野菜を削って1から楽器を造っているのだ。
製作過程の音も余すことなく生かしているのもポイントだ。
その後、完成品を使用して演奏したものを多重録音。さらに驚きなのは、メロディだけではなく、ベースやドラムもかぼちゃを叩いたり、削ったりした音で再現していることだ。一見おもしろ動画のような雰囲気だが、非常に高度な音作りをしている。