Amazon、ホリデーシーズンの売上が同社の歴史上最高額に コロナの影響受けオンラインショッピングが好調
サイバーマンデーには米国史上最大となる1兆1,200億円の売上を記録
Adobeの分析によると、今年のサイバーマンデーは、米国史上最大のオンラインショッピングデーとなった。
消費者はこの日だけで、108億ドル(約1兆1,200億円)もオンラインショッピングに費やしたという。米国西海岸標準時(PST)の午後8時〜9時には、1分あたり合計1200万ドル(約12億5,000万円)が消費されるという驚異の数字を記録している。
さらに、サンクスギビングデー、ブラックフライデー、スモールビジネスサタデー(ブラックフライデーの翌日の土曜日)も、それぞれ合計51億ドル(約5,300億円)、90億ドル(約9,400億円)、47億ドル(約4,900億円)の売上と好調だ。
オンラインショッピング大手のShopifyは、史上最大のブラックフライデー・サイバーマンデーを迎え、昨年から76%の売上増加となっている。ハンドメイド商品を販売できるプラットフォーム、Etsyもまた、サイバーマンデーの最初の8時間だけで84%の売上増加を記録した。
オンラインショッピングは、ウイルス感染拡大以降継続的に成長している。第3四半期には、Best Buyが174%、Targetが155%、Walmartが79%の増加と、実店舗を構える大型ショッピングモールにおいても、オンライン事業の成長が見られた。
ユニオンバンクの調査によると、消費者の70%は、より得な買い物をすること以上に、中小企業を支援することが重要であると回答している。現にAdobeによれば、サイバーマンデーでは中小企業の売上の伸び率が特に著しく、大手企業の486%増加に比べ、中小企業は501%も増加したようだ。
オンラインショッピングが歴史的売上金額を記録した今年のホリデーシーズン。この傾向は、パンデミックの終息後も新たなホリデーシーズンの過ごし方として定着するのだろうか。
(画像=Unsplashより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.cnbc.com/2020/12/01/amazon-announces-black-friday-cyber-monday-2020-results.html
https://www.aboutamazon.com/news/retail/supporting-small-saving-big-and-shopping-early
https://www.nbcnews.com/business/consumer/cyber-monday-becomes-biggest-online-shopping-day-u-s-history-n1249539