テレビ・ラジオ・YouTubeとメディアを選ばぬ大活躍 丸山礼の多彩な魅力について考える

テレビ番組では様々な有名人のものまねが飛び出す

 丸山礼のものまねレパートリーといえば、ロバートの秋山、アンミカ、土屋太鳳、ハリセンボンの春菜、アンパンマン、MISIAの歌まね、オー・ソレ・ミオ(?)、ドギーマン(?)などなんでもありだ。全くジャンルの違うものを演じられる観察能力や、コメントを求められるごとに次々と飛び出すものまねのスピード感も人気の魅力だろう。

アパレルブランドのプロデュースやWeb広告出演などビジネスの才能も?

 今年10月にオリジナルファッションブランド『reI’m』のスタートを発表した丸山礼。YouTubeチャンネルでも「1週間コーディネート」をアップするなど、自身の体型に似合う着こなしを研究して披露し、視聴者に支持されている。

 また、どんな職業の人物にもなりきれる器用さから、求人情報誌『タウンワーク』のWeb広告動画に出演したり、ファッション誌『with』の公式チャンネルで“OLあるある”を紹介するなどの新たな領域に活躍の舞台を広げている。

『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティに抜擢!

 毎週パーソナリティが変わる土曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』。丸山礼は11月21日のパーソナリティを担当した。空き時間にブランコに乗りながら精神統一するほど緊張していたという丸山は、「ゲスト出演してこそ輝くと思っていた自分がニッポン放送で番組をやっていることが感慨深い」と語った。

 番組では「韓国ドラマにまつわるあるある」と「素敵女子になりたい!」というテーマで事前に意見を募集。丸山礼自身も『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など韓国ドラマにどハマりしており、ものまねのヒントとなる人間観察を欠かさない。韓国ドラマのあるあるとして寄せられた「倒れた人、予告ではケロっとしてる」や、素敵女子の「部屋の写真に遠目にルラボかディプティックの香水が写り込んでいる」、「朝起きたら白湯を飲む」などの声に共感していた。

 YouTubeで火がついて、テレビにラジオにブランドプロデュースにと大忙しの丸山礼。ユニークな着眼点でふくらませたキャラと明るい人柄を武器に、今後もますますメディアで見かける機会が増えそうだ。

■中野亜沙子
東京都目黒区出身のフリーライター。「若者が自ら考え行動し、自立するきっかけをつくる」をテーマに執筆する。お笑いとゲームとYouTubeが好き。心理カウンセラーの資格取得を目指し勉強中。

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