Travis Japanが教えてくれた、真っ直ぐ愛情表現できる関係性の尊さ 宮近海斗の“誕生日サプライズ”動画を見て

 手紙を読み上げるメンバーの目をじっと見つめて、1人ひとりに言葉を返している宮近を見ていると、舞台裏でもカメラが回っていないところでも、同じようにメンバーから目を離さずに見守ってきたのだろう。そして、メンバーもその宮近の愛情をちゃんと受け取って、その頼もしさに何度も救われてきたのだとわかる。

 Travis Japanを見ていると、改めて愛情で人は強くなっていくことを実感する。愛情表現というのは投げかけるほうが誠実に伝えたとしても、受け取る側が照れて冷やかしてしまうと、次第に投げかけにくくなっていくものだ。きっとリーダー・宮近が言動を通じてメンバーに見せてきたのは、まっすぐに投げかけることも、素直に受け取ることもどちらも怖がらなくていいということ。「こんなことを言ったら……」なんて懸念することなく、ポジティブなこともネガティブなことでさえも、心配せずに伝えあえる仲間だということ。だからこそ、メンバーからリーダーにも「頼ってほしい」と躊躇なく言える関係性が築けたのだろう。

 「幸せな1年にしちゃってもいいですか!?」「さんせーい!」松田の掛け声に、宮近はもちろんメンバー全員がレスポンスする。川島が『ISLAND TV』の動画で「豊富は“世界平和“」と語っていたが、まさにこの一体感、多幸感こそ、世界平和そのもの。これからも愛情深いリーダー・宮近のもと、Travis Japanの平和な世界がずっと続きますように。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる