Travis Japanが教えてくれた、真っ直ぐ愛情表現できる関係性の尊さ 宮近海斗の“誕生日サプライズ”動画を見て
宮近海斗の“誕生日サプライズ”動画を見て 11月22日、ジャニーズJr.の人気ユニットTravis Japan・川島如恵留が誕生日を迎えた。ジャニーズJr.の公式エンタメサイト『ISLAND TV』では、メンバー撮影によるカウントダウン動画が連日アップされ、11月21日の動画では「#川島如恵留爆誕祭」のハッシュタグで盛り上がってほしいという呼びかけも。「爆誕していきたい」という26歳の川島の活躍がますます楽しみだ。
そんな川島の誕生日に少々ややこしいことになってしまったのだが、YouTubeの『ジャニーズJr.チャンネル』には、11月19日にリーダー宮近海斗の誕生日を祝うドッキリ動画がアップされた。『【直筆お手紙】宮近誕生日…2ヵ月遅れのサプライズ』というタイトルにある通り、少し遅れてのバースデー企画だ。
これまで誕生日に合わせて、メンバーにフィーチャーした企画が組まれてきたTravis JapanのYouTube動画。だが、今年の宮近の誕生日(9月22日)は『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』のリハーサル真っ最中だったこともあり、オンタイムでの動画撮影は難しかったそう。
むしろ、誕生日当日近辺ではすぐにバースデー動画だと気づいてしまうという点でも、2ヵ月遅れくらいがちょうどいいのかもしれない。ちなみに、松倉海斗も11月14日に誕生日を迎えているため、こちらもいつ動画になっていくのかも楽しみだ。
しかし、頭がキレる宮近のこと、2ヵ月も遅れたにも関わらず、撮影開始早々「こうやって企画を用意してくれたのが(誕生日)プレゼントなのかなって」と鋭いコメントが飛び出す。これはサプライズ企画の続行は無理だと悟った中村海人が「お誕生日おめでとうということで!」と、そのまま用意してきた手紙を読み上げることになった。
中村の手紙には、出会って10年、いつも一緒に歩んできた親友とも呼べる仲から、最近ではその領域も超えて仕事仲間としても尊敬していること、そして、これからも親友として一緒に歌い、踊り、笑っていきたいう内容が綴られていた。
付き合いが長くなればなるほど「存在自体が好きだ」と言うには照れが出てしまいがちだ。しかしTravis Japanはこれまでも素直な思いをまっすぐに伝えてきた。中村が手紙を読み終えると、温かい拍手が自然と湧き上がる。これが、宮近がリーダーとして築いてきたTravis Japanの空気だ。
続いて、松倉は「ちゃかはあんまり弱音を吐いたり、不安や緊張などの感情をあまり表に出さないので心のうちが少し心配になったりもしたり。しなかったり。したり」と笑いを誘いながら手紙を読み上げる。たくましく、心強いリーダーだからこそ、自分たちが自信を持ってパフォーマンスできるが、「メンバーに相談してもいいと思いますよ」と、決して1人で溜め込んでほしくないという願いがにじみ出る。
続く、七五三掛龍也も「リーダーじゃないとわからない苦しみや葛藤って絶対あると思うのね…ちゃかが苦しくなったときは全力で支えたい。俺はすごく頼りないと思うけど、ちゃかのためなら、メンバーのためなら何でもするって覚悟を決めているので!」と力強いメッセージを贈る。
さらに吉澤閑也は、過去に舞台の公演中に体調が悪くなったときに背中をさすって支えてくれたこと、ファンに心配をかけないようにと気遣ってくれたことを明かし、「無理なときは誰にでもあるから、俺やメンバーにも頼ってください!」と、今度はいつでも自分が支える準備ができているのだと宮近に寄り添う。
また、最年長メンバーである川島は、グループを牽引する立場として、年下でありながらリーダーの重責を背負う宮近の苦労を間近に感じてきた。「Travis Japanのメンバーとして、そして1人の少し早く生まれた人間として、宮地海斗のことをこれからも支えていきたい」と白紙の手紙を手に、思いつくままに飾らない言葉で思いを紡ぐ。
そして最後は、松田元太が、近年Travis Japanの勢いが増しているのは、メンバーの仲の良さにあると力説。そして「それもちゃかがTravis Japanのリーダーであり、メンバーからも、大人の人からも、応援してくれているファンのみんなからの信頼があるからだと思うし、ちゃかという人間がいてくれるからだと思う! メンバーで良かったとしか思えないよ! 無理をせず、背負いすぎず、7人で分担できるものはして、みんなで助け合っていこうぜ!」と、松田らしい言葉で思いをぶつける。