名優・松重豊、まさかのYouTuberデビューで自著を朗読 向井秀徳がゲストで伴奏という豪華さ

 有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる2020年、新たなチャンネルをピックアップするとともに、その方向性や内容を検証する本企画。この1週間前後では、名俳優の斬新なスタイルの“朗読”など、4組のチャンネルに注目した。

小室安未「こむろあみ。」10月1日デビュー

【自己紹介】小室安未YouTubeチャンネルはじめます🥕

 女性ファッション誌『CanCam』専属モデルの小室安未が、自身のSNSでYouTubeデビューを報告し話題を呼んだ。記念すべき1本目の動画では、マネージャーが天の声(質問者)となり、簡単に自己紹介。

 年齢や好きな食べ物などの基本情報にはじまり、恋人の有無や自粛期間中の過ごし方など、多岐にわたる質問に答えた。動画では、自身を「モテない」と言ったり、短所は出てくるが長所はなかなか出てこないなど、ちょっぴりネガティブな部分や、80年代の曲に詳しいなど、彼女の意外な一面が垣間見られる。また、マイペースに答える小室に、マネージャーが鋭くツッコむなどのやりとりも印象的だ。

 どういう企画をやりたいかを問われると、「飾らない部分や素の部分を見せていきたい」と話す。その宣言通り、10月3日にアップされた2本目の動画では、すっぴんを初公開してお気に入りの美容アイテムを紹介している。

 今まで素の部分をあまり見られなかった彼女だからこそ、ファンからは期待と喜びの声が多数寄せられている。今後もどんな一面を見せてくれるのか楽しみだ。

松重豊「松重 豊」10月3日デビュー

向井秀徳さんの伴奏で、朗読する編

 『孤独のグルメ』や『きょうの猫村さん』など、テレビや映画で活躍する俳優・松重豊が、10月24日に自身初の書籍『空洞のなかみ』を発売する。その宣伝活動に伴い、TwitterとYouTubeチャンネルを開設した。

 YouTubeの内容は、著書内の12編からなる短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」を松重自身が朗読するというもの。その際は、ただの朗読ではなくよみ“聴”かせとし、さまざまなアーティストを呼んで伴奏をしてもらうのだ。初回動画の公開をTwitterで報告すると、1.7以上のハートを獲得するなど、早くも注目を集めている。

 初回動画のアーティストは、バンド・NUMBER GIRLとZAZEN BOYSのギターボーカルを務める向井秀徳を迎えた。動画は、2人がバーで語っているシーンからスタート。その流れで松重が向井に動画の趣旨を伝え、朗読は始まる。

 今回のよみきかせは、「愚者譫言」の「プロローグ」にあたる。小説は雨宿りのシーンから始まるのだが、向井はその情景にマッチするようなZAZEN BOYSの「Amayadori」を歌い上げる。そのまま、心地よい向井の伴奏に乗せて松重の朗読が続く。ぐるぐるとゆっくり回りながら、2人の姿を交互に捉えるカメラワークも、小説の世界観にとっぷりと浸ることができる。

 「ずっと聴いていたい」などのコメントからわかる通り、2人の伴奏と朗読の組み合わせに視聴者も惚れ惚れしたようだ。今後も、小説の各編にさまざまなアーティストを迎えて朗読は行われる予定。時間があるときや眠る前などに、ゆったりと聴きたいチャンネルだ。

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