朝帰りDJ&家事が苦手&全然会えない彼女……新『いきなりマリッジ』第4話で露わになった“価値観のズレ”

新『いきマリ』第4話レビュー

 ケイスケ(30)とマリア(23)の間にも、やや不穏な空気が。新婚生活7日目、ケイスケはマリアとマリアのバチェラー仲間と食事をする中で、この番組に参加した理由や離婚歴について質問される。

 そこでの「結婚にはこだわっていない」という発言が、マリアの心に引っかかった。帰宅後、マリアがそのことを伝えると、ケイスケは「お互い愛し合っていなかったら結婚しても意味がないから」「マリアと籍入れたくないとかじゃないから」と言葉の真意を改めて伝えていた。

 食事の場でのケイスケの回答がやや曖昧だったのが気になる。また「伝わらない。俺から話しても」という発言や個別インタビューでの「僕が彼女のこと好きだってことが伝わってない」という発言から、思いを伝えるのが得意ではないことが明らかになった。「彼とコミュニケーションをとりたい」というマリアのコメントは前向きに捉えられるが、2人の距離感には差が生じている。

 どのカップルも、共同生活を送るようになったからこそ明暗が見えてきた。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■番組情報
『いきなりマリッジ 結婚に本当に必要なことって何?』
毎週土曜よる10時~10時30分放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
URLはこちら
(c)AbemaTV

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