”元寇”を描いたオープンワールド作品『Ghost of Tsushima』　武士と冥人の間で揺れる男の生き様とは

ステータス強化に留まらないカスタマイズ要素

　境井は様々な防具アイテムを身につけることで、全体のパラメーターが大きく上昇する。ここでポイントなのが、戦闘スタイルに合わせた防具の種類。例えば武士スタイルの場合、身軽そうな装束よりかは斬撃に耐えうる甲冑の方がステータス面から見てもマッチする。その逆も然りで、冥人スタイルに切り替える際は重量感のある甲冑ではなく、隠密性と機動性に優れた装束を選ぶのがオススメ。そのほか装備品のカラーリング変更、さらに任意の場所で撮影が行えるフォトモードと組み合わせれば、往年の時代劇さながらの名シーンを自らの手で生み出すことも夢ではない。このように性能面はもちろんのこと、演出面も加味して装備品を選べば、本作のキャラクターカスタマイズは一段と深みが増すはずだ。

　アクションアドベンチャー『Ghost of Tsushima』は、PS4向けに7月17日より発売中だ。

■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter：@yuki_365bit