『横澤カレンの月とオオカミちゃん』5~7話ーー滝沢カレンが怒涛の展開に“恋俳句”連発「ほら見なよ これが女の 恋移動」

横澤カレンの『月とオオカミ』5~7話レビュー

 回を追うごとにふたりの息も合ってきたのか、滝沢の華麗なる名言&迷言と横澤の素のツッコミが白熱し、居酒屋的なテンションになってきたのも本企画の微笑ましいところ。2人は、放送時に視聴者の間で大いに話題になった「中間発表」からの怒涛の流れに、どんなコメントをするのだろうか? 順を追ってみていこう。

 第5話に差し掛かり、横澤の「オオカミちゃん沼にハマってるんじゃないですか?」という“置き”の質問に「なんですかその沼は」と素で突っ込むなど、2人の関係性は今回も爆笑もの。

 コア(Novel Core)とヒナ(Hina)の江の島デートで幕を開ける第5話だが、第一声が「かわいいな」だったコアに対し、「かわいい!」「うれしい!」とキャイキャイしつつ「めっちゃ派手な格好ですね」「どこで待ち合わせしてんの(笑)」とツッコミも忘れない横澤と滝沢。

 しかし、ここでしょうたろう(岡田翔大郎)の月LINEという妨害が……。横澤と滝沢は「キター!!」と“爆上がり”状態に。視聴者を代弁するような2人の盛り上がりが、面白い。その後も、しょうたろうが登場すると「カッコいい!!」とハイテンション。「わかるっしょ?」というしょうたろうの遠回しなモーションに「もうちょっと押せばいいのに」「はっきり言って!」と願望をぶつける。

 ヒナはコアとしょうたろうの間で揺れるが「付き合っちゃったら逆にできない。今だからこそできるデート」(滝沢)と持論を展開しつつ、「コアの想いの伝え方が好き」(横澤)、「しょうたろうの夜に連れ出してくれるところがいい」(横澤)と思い思いに好みを語り合う。

 その後は、女子が男子を呼び出して行う「NOTオオカミちゃん宣言」。りょうすけ(曽田陵介)がななか(松川菜々花)を振るシーンでは「きっつ」「これも優しさ……」と落ち込み、りょうすけがりこ(莉子)に「好きです」というシーンでは「やめてよ(照)」「かわいい」「ヤバイ」とはにかみ……。そんななか、とおる(堀江亨)とナナ(加藤ナナ)が結ばれるシーンでは「え、噓……」と衝撃を受けた様子の横澤と滝沢。ヒナがコアを呼び出す際には「すごくない? 大逆転よ大逆転」(横澤)、「え……(絶句)」(滝沢)と今回一番のショックを受けた表情を見せる。

 その結果を受けた第6話。第5話で失敗に終わった「オオカミちゃん沼にハマってるんじゃないですか?」を再び問いかける横澤。その意気に応えようとする滝沢だったが「もちろんハマされ……ハマさせていただいています?」と失敗に終わり、「全然しゃべれてないです」と横澤に突っ込まれてしまう。

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