Zoom、第1四半期収益が169%増に 業界標準への決め手は“体験”のあり方?
ZoomはAndroid? それともBlackBerryになる?
Zoomは、一時こそ世間から叩かれることもあったが、やはり機能に優れた面が多くあり、それが幅広く支持される理由になっている。
『TechCrunch』は「Zoomは次なるAndroid、もしくは次なるBlackBerryになるか?」という見出しで特集を組んでいる(参考:https://techcrunch.com/2020/06/01/is-zoom-the-next-android-or-the-next-blackberry/)。
Androidは現在、モバイルのオペレーティングシステムとして圧倒的な大きなシェアを持つが、それ以前に覇権を握っていたのはBlackBerryだ。1999年から2007年にかけて全盛期を迎えていたものの、AppleがiPhoneを、そしてGoogleがAndroidをそれぞれローンチし廃れてしまっている。
Zoomは、どのようにすればBlackBerryと同じ運命を回避することができるだろうか。同メディアは、セキュリティ、幹部の目標、ユーザー・インストール・ベース、ブランド・アイデンティティーや他の全てのものに対して、プロダクトのエクスペリエンスが最も重要だと強調している。
果たして、新型コロナウイルス(COVID-19)以降の世界で、Zoomはビデオコミュニケーションアプリの業界水準に、なることができるだろうか。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。