ビデオ通話で「録画」流すドッキリ動画が大流行 外出自粛でもめげないYouTuberの工夫
YouTuberの間で今、ビデオ通話で「録画」を流すドッキリ動画が流行している。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発出後の外出自粛期間中、家に居ながらにして仕事のミーティングや友人同士の飲み会を楽しめるツールとして、急速に普及したビデオ通話。世間の流行を敏感に察知するYouTuber界隈でも、取り入れるクリエイターが続出。とりわけ、頻繁に集まることが難しいグループYouTuberの中には、動画撮影時に欠かせないコミュニケーションツール/撮影手段として重宝する者も多い。
しかしながら、ZoomやMicrosoft Teamsなどを利用した経験のある方ならわかると思うが、ビデオ通話ツールによるオンライン上でのやり取りは、良くも悪くも対面してのコミュニケーションとは違う。微妙なラグにより会話のテンポが悪くなることも少なくなく、単純な情報伝達にはなんら問題がなくても、リアルでコミュニケーションを交わしている時と同クオリティの“掛け合い”を再現できるかといえば、なかなか難しいものがある。
とはいえ、YouTuberにとって時勢柄、ビデオ通話がメンバー間の対話や他のYouTuberとのコラボにおいて不可欠な役割を果たしていることは疑いようもない。というとことで、クリエイターたちはこれまで、この次世代のアイテムを使ってどうにか面白いことはできないかと試行錯誤を繰り返してきたわけだ。
そんな中誕生したのが、くだんのドッキリ企画だ。基本的なやり方は、ドッキリのターゲットに対して、仕掛け人側が事前に録画した動画を流して、どれくらいの時間気付かれずに会話を進められるかを検証するというものだった。