Travis Japan、中村海人の“リモート誕生会”で確かめ合った絆 動画に流れた優しい時間を振り返る

 最後は、自分がまだ手紙を読んでいないのに動画が終わりそうなことに気づかず、ニコニコしていた松倉。「おい!」と見かねたメンバーが松倉にアシストするとようやく事態を飲み込めたようで「あ、俺俺!」と主張するちょっぴり天然な松倉。文面も「同い年で、同期で、同じ学校で、同じ担任で、同じ血液型のOですね。名前も同じで運命すらも感じたり、感じなかったり……ウソぴょーん、運命ギッシギシに感じてるよ」と、実に彼らしい。そんな松倉の手紙を聞き終わるやいなや、手で顔を覆って震える中村。感動の涙を流していると思った松倉は拍手をして大喜び。満面の笑みで「海人〜!」と呼びかけると、中村も「ウソぴょーん!」と松倉と同じ調子で答えてみせる。

 「いや、わかってた〜!」と宮近が言うように誰もがそう思っていたが、それでも2人が嬉しそうに茶番を繰り広げているのが微笑ましく、これぞまさにTravis Japanの優しい時間なのだ。そして最後に、中村からもメッセージが。「みんなへ。いつもありがとう。俺みたいな自己中で、気分屋な俺をみんながフォローしてくれたり……本当に俺はこのグループじゃなかったら、もしかしたらやれてなかったかもしれないし。だから、みんながいることに感謝しているし、これからも頼りない俺かもしれないけれど、何かグループに還元できるようなものを身につけて、もっと高みを目指していけたらいいなと思うから、早くいろんなことが収束して、みんなでごはん行きたいですね」と手紙で見えてきた中村らしい内容だった。

 まだまだ不要不急の外出自粛期間が続きそうだが、そんな環境でも想いを伝え合い、絆を確かめ合っているTravis Japan。この時期を超えて、より結束した彼らのパフォーマンスが早く見られることを願っている。

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