Travis Japan、中村海人の“リモート誕生会”で確かめ合った絆 動画に流れた優しい時間を振り返る

 人気ジャニーズJr.のTravis Japanが、YouTubeの『ジャニーズJr.チャンネル』に、最新動画『【祝!中村海人】初リモートで誕生日をサプライズ祝福』をアップした。新型コロナウイルスの感染拡大防止を受けて、リモート収録を行なった7人。その初日(4月15日)が中村海人の誕生日だったことから、メンバーがサプライズで日頃伝えられない想いを手紙にしたため、お祝いする様子が映し出された。

Travis Japan【祝!中村海人】初リモートで誕生日をサプライズ祝福

 トップバッターで手紙を読み上げるのは、頼れるリーダー・宮近海斗だ。「“あんたYouTube撮るなら“って、お母さんが渡してきた」というハッピーバースデー仕様のサングラスやカチューシャを準備して気合十分。そんな宮近が「僕からですか?」と手紙を取り出したところで、七五三掛龍也が申し訳なさそうに「その前にさ」とストップをかける。

 予期せぬ出来事に、メンバーも視聴者もキョトンとしていると「マジでソッコーでトイレ行ってきていい?」と申し訳なさそうに告げる七五三掛。ナナメ上をいく発言に一同爆笑するのだった。Travis Japanはいつだって誰かを落として笑いを取るようなことはしないグループ。そんな七五三掛の言葉にも「いいよ、いいよ」「(リモート)ならではだね」「一旦CMです」と盛り上げて送り出す平和っぷりだ。

 さて、七五三掛が戻ってきたところで、仕切り直してお手紙タイムへ。宮近と中村は入所日が同じ。「僕が一番最初に遊んだJr.は中村海人くんですとインタビューで毎回答えています」というほど、付き合いが長い。13歳から23歳へ。10年もの間共に過ごしてきた日々を振り返る。特に印象的だったのは「これから先、一緒にいる時間のほうが長いと思うので、健康で、元気で、ファンのみんなに優しい、そしてグループにも優しい、中村海人くんでいてください」という締めの言葉。これまでの10年以上に、Travis Japanとして同じ道を突き進んでいくんだという決意を感じる手紙……と思いきや、宮近のもう一つの粋なサプライズはぜひ動画で確認していただきたい。

 続いて、先ほどからマイペースな言動で楽しませてくれている七五三掛。「こんな時にお誕生日だと、何か寂しいかもだけど、こういう形でお祝いできてすごく嬉しいよ」と気遣いながら、楽屋でティッシュやドライヤーを貸す貸さないでケンカした昔話を持ち出し「お互い反抗期だったんですかね(笑)」と問いかけて笑いを誘う。さらに、「そういえば、海人は食べ物何が好きですか?」と、さらに問いかけるスタイルを続行。中村が「寿司とステーキ!」と答えるも「いいね」とサラッと受け流したように見えて、思わずみんな笑い出してしまう。しかし、ちゃんと「今度それをみんなで食べに行こうね」と続きがあったのでご安心を。そんな七五三掛のつかみきれないところも、やはり魅力的だと感じられる手紙だった。

 そして3番手は、さらにわが道を行く松田元太。「大好きで、大好きで、大好きで、大好きみたいで、大好きかもしれなくて、大好きっぽくて、大好きって言ってるけど、大好きの塊で、大好きだそうです」とオリジナリティ溢れる書き出しでスタート。「海人は本当に優しくて、みんなのこともしっかり理解してて、ちょっとぬけているところもあるけど、自分をちゃんと持っていて、思いやりもあって、改めて優しくていい人なんだなーっていうのが、あふれてこぼれ落ちてしまってますよ」と松田節が続く。これには「プププッ」と中村も吹き出さずにはいられない。松田曰く、中村は愛想笑いがうまくなっているというが、この堪えきれない笑顔はきっと偽りではないはず。逆に松田の相棒である松倉海斗が「ちょっと1回休憩挟んでいい?」とウソ泣きをして見せ、メンバーから総ツッコミを受けるチームワークの良さが垣間見えた。

 七五三掛、松田とトリッキーな2人の後は、自由奔放なTravis Japanメンバーが幼稚園化した際に、いつも先生ポジションを担うしっかり者の川島如恵留。中村が親睦を深めるために食事会の幹事役を率先してこなしているなど、具体的なエピソードを踏まえながら、グループの潤滑油として欠かせない存在であることを伝えていく。さらに「メンバーのそれぞれがセンターにきてもしっくりくるグループになりたい」「絶対にデビューするんだ」「いつかは世界に羽ばたいて、誰もが知っているアーティストになる」と、中村がグループの夢を声に出してくれることで、士気が高まっていることも。中村の優しさに加えて、目標に向けてストイックな姿勢も浮き彫りになった。

 次に、顔を少し赤らめて照れながら手紙を読み始めたのは吉澤閑也。かつて中村が「ダンス習ってたんだよね?」と周りにふざけてツッコまれる腕前だったのが、今では「ダンスが上手」と一目を置かれる存在になったのを、嬉しく誇らしいと語る。そして「弟みたいな存在です」と続き、さらには「安心してください! 23歳もモーニングコールさせていただきます!」という結び。吉澤は中村に同じ仕事の日のみならず、ドラマなど朝早いときにも「いいんだよ、メンバーのためならいつでも起こすよ」と言って、モーニングコールをしてきた。この兄弟のような親子のような関係性は23歳になっても変わらず続きそうだ。

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