“そたりこ”のバレンタイン事件も 『月とオオカミちゃんには騙されない』最終回前に振り返る“後半ハイライト”

『月とオオカミちゃん』、後半ハイライト

第7話「ナナ×とおる×あずさの叶う恋と散ってゆく恋」

 脱落者発表の直前、とおる(堀江亨)とナナ(加藤ナナ)の気持ちは最高潮に盛り上がっていた。第7話では『SDGs 推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION』のステージを見学するために、あずさ(大原梓)ととおるが会場を訪れる。ステージを見学したあと、とおるとあずさは並んで夜道を歩いていた。そこであずさが「(ナナととおるを)応援したいって気持ちもあるけど、正直今はまだ諦められていないところもあって」と中間告白の後から引きずっていた本音をとおるに告白。しかし、とおるは「正直、今気になっているのはナナで、オオカミだとしても、俺はナナにいこうかなと思ってる」とナナのことで頭がいっぱいの様子だった。この答えを聞いて、あずさは「応援する」ととおるの背中を押す。涙を浮かべて話すあずさの姿には、胸が痛んだ。

第8話「みんなが見守る中、ナナの前に赤い花火が上がる」

 脱落者発表の日、女子メンバーは涙ながらに花火を待つ。残すはヒナ(Hina)とナナ。 視聴者による“オオカミちゃん投票”で票数の多かった二人だ。ヒナの番、そっと白い花火が打ち上がる。その瞬間、脱落者はナナに確定した。メンバーから次々に嗚咽が漏れる一方で、とおるとナナは放心状態。みんながナナを囲み別れを惜しむ中、ナナは目に涙を溜めながらも「泣かないで」とメンバーを慰め、気丈に振る舞う。そんなナナを強く抱きしめるとおる。すると、ナナはとおるの胸に顔を埋め、「落ちたくない……」と声を震わせるのだった。両想いのナナととおるに訪れた試練に、『オオカミ』シリーズの残酷さを思い知る。

第9話「りこの太陽LINE みんなを励ます最年少の元気印」

 脱落者発表のあと、メンバーはみんな浮かない顔で作業をしていた。静かなアトリエ作業の中、突然LINEの音が鳴り響く。正体は、りこ(莉子)だった。りょうすけ(曽田陵介)とすでに安定しているりこは「元気出してもらうためにも、みんなに太陽LINEを使いたいなと思って」とみんなを気分転換に連れ出すために、太陽LINEを使用。作業が滞らないようにするために、事前にりょうすけにも相談し、彼はアトリエに残ることを決めていた。最年少でありながら、周りを見て行動するりこの優しさに、多くの視聴者が感動と元気をもらったことだろう。

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