『ドラ恋~Bang Ban Love~』第9話ーー番組史上初のベッドシーンで四角関係がさらに複雑化!?

『ドラ恋~Bang Ban Love~』第9話ーー番組史上初のベッドシーンで四角関係がさらに複雑化!?

 まずは1組目のほくと(南北斗)×みこと(日比美思)ペア。みことは今回初めてたすく(井上佑)以外の男子とペアになり、オーディションに臨んでいる。続いて、追加メンバー同士で初めてペアを組んだタクヤ(根岸拓哉)×ひらりー(平田梨奈)ペア。わかな(若菜)が複雑そうな表情で見守っていたのが印象的だった。

 二次審査の結果、見事主役を勝ち取ったのはほくと×みことペア。澤田(育子)先生は「2組ともにそれぞれのテイストが出ていて悪くなかった」と評した上で、選ばれた二人については「計算ではない表情が丁寧に出せていた。二人が信頼し合って寄り掛かっているからこそ、引き出し合える表情」と絶賛した。確かには全体的に大人な仕上がりだったタクヤ×ひらりーペアに対して、ほくと×みことペアは、これからもう戻れぬ関係に進んでいこうとする二人の戸惑いや覚悟がより表現できていたたように思う。

 なお、梨花役に選ばれたのはひらりーだった。これにはポーカーフェイスのタクヤも悔しさが滲む。選考結果を聞いて思わず笑みがこぼれるほくととみこと。喜びながらも緊張の面持ちのみことに対して、ほくとは真っ先に「みことちゃんなら大丈夫だよ」と優しく声をかける。今回、図らずしもこの二人には、“前回のオーディションでペアを解体させられ、選ばれなかった方”という共通点があった。

 ほくとは、インタビューでこのことにも触れ、「(みことちゃんとは、前回)悔しい思いをしてる同士だから。俺は脇役で出してもらったけど、みことちゃんは一番つらい立場だったはず」と振り返る。そして「みことちゃん(の演技)は毎回、俺はすごく良いなと思っていて、オーディションに関しても。いまは嬉しいより、本番でもっと良いのを出すっていう気持ちの方が強い」と気を引き締めた。

 今回の抜擢で、梨花役にも恵子役にも唯一選ばれたことになるみことは、「ずっとたすくくんと一緒のペアで、今回初めて違う人と組むってなった時に、どうしようって思ったり、緊張したりしたけど」と当時の心の内を明かす。続けて、「ほくとくんが『一緒に組めて嬉しかった、ありがとう』って言ってくれて、それがすごく嬉しくて。“二人で絶対主役をとろう”っていう気持ちでやったから、(主役をとれて)本当に嬉しかった」と心境の変化を語り、雪辱を果たせたことに対して安堵の表情を浮かべた。ベットシーンに挑むことへの不安について聞かれると、みことは「ないと言えば嘘になるけど、ほくとくんを信じて、最後まで撮り切りたい」と意気込んだ。

 ベッドシーンのリハーサル時にも、終始みことを気にかけるほくと。「大丈夫? 女の子と男子は全然違うじゃん。俺は男だから全然大丈夫だけど……」と心配する。その後もほくとは、他愛ない会話を続けて、みことの緊張をほぐした上で、「全力でいく」と宣言。みこともまた「全部受け止める」と応え、二人はお互いに向き合って、手と手を取り合いながら信頼関係を確かめ合っていた。いい雰囲気が漂う中、みことが思わず「“たすくくん”のために頑張る」と名前を間違えてしまう。このまさかの失態に、みことは大慌てし、呼び間違えてしまっただけで、ほくとくんのことを考えていたと必死に弁解する。だがも、ほくとは「この場合、何て言うのが正解なんだろうね? 『ごめんね』も違うしなぁ……」とどこまでも相手を思いやる神対応っぷり。咄嗟の出来事、かつ相手に悪気がないからこそ気まずくもなりかねないこの事態に、“隙”を持って場を和ませられるほくとは、優しさはもちろん、相手を慮る想像力と余裕までをも持ち合わせている“出来た男”である。

 水槽のあるホテルの一室、ピンク色の照明と水槽の青いライトが混ざり、溶け合う中で、ほくととみことのベッドシーンは美しく儚かった。澤田先生の講評通り、二人はとても自然な表情を引き出し合えていて、見ていてドキッとはするものの、いやらしさや陳腐さは全く感じさせない。兄妹でありつつも一線を超えてしまう大樹と恵子の複雑な心境を見事に昇華できていた。

 これにはたすくも「みことちゃん、今回全然ちゃうな、別人やなって思ったっすね。女の顔してるというか」と驚きながらも、どこか納得している様子。みことが自分以外の男性と演技することで、新たな一面が引き出される瞬間を目の当たりにした今、たすくは本心では何を思っていたのだろうか。

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