柏木由紀の“握手会動画”に見た、AKB48単独YouTubeチャンネル開設プロジェクトの光明
先日YouTuberデビューしたばかりのAKB48・柏木由紀が2月5日、「元祖握手会女王 柏木由紀、握手会のリアルを公開!」と題した動画を投稿し、話題を呼んでいる。
1月21日、AKB48・東京ドームシティーホール公演にて発表された、AKB48メンバーによる単独YouTubeチャンネルの開設。同日には早速、村山彩希、岡田奈々、茂木忍、向井地美音による「ゆうなぁもぎおんチャンネル」がスタートした。最初に投稿されたイントロダクション動画は20万再生を突破。その後も、大食い動画やコンサートの裏側に潜入する動画など、多彩なコンテンツが投稿されている。
そして2月2日には、柏木由紀のYouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」が始動。1本目の動画「柏木由紀YouTube始めます!」にて柏木は、YouTubeに取り組む上での決め事を宣言している。それは、「キャラを作らない。素でやる」「本当に自分のやりたいことや楽しいと思ったことをやる」「再生回数・登録者数を気にしない」というもの。
そんな3つの決め事を踏まえて投稿されたのが、今回の「握手会動画」だ。握手会の対応が良く、かつては「握手会の女王」と呼ばれていた柏木。けれども、その称号ゆえに「ハードルが上がっちゃった」と息苦しさを感じていたらしく、「最近こんな感じで握手しているというのを皆さんに見てもらえたら」という想いを込めて、このほど、握手会での対応を映した映像を公開したようだ。
映像の中で柏木は、一人ひとりと気さくに雑談を交わし、常連と思しきファンには「久しぶり!元気ですか?」「めっちゃ痩せたね!」と声をかけるなど、噂に違わぬ神対応ぶりを披露して見せていた。
握手会の映像はこれまでもテレビ番組などで紹介されていた。が、今回のように10分ほどの長尺でじっくりとそのやり取りを見せていくコンテンツは今まであまりなかった。
事実、コメント欄には「握手会初めて行く人はどんな感じか不安やと思うからこういう動画は貴重だと思う」と評価する声や、「勝手に握手会ってヤバい人多いのかなとか思ってたけど、全然コミュ力高い人ばっかでイメージ変わった」「1枚でこんなに長く話して貰えるの??いいなぁ、行こうかなぁ」と、握手会の魅力に気付いた旨のメッセージも多い。こうした知っているようで知らなかったAKBグループの裏側を見せていくことで、幅広い層に訴求できるのではないだろうか。