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ソニーの『E3』不参加は正解だったのか ゲーム産業の変化と方針変更を考える

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 世界最大のゲーム見本市「E3(Electronic Entertainment Expo)」が、米国時間6月11日から13日にかけて米国のロサンゼルス・コンベンションセンターで開催された。各社から様々な発表が行われたが、今年の大きなニュースは、ソニーが出展しなかったことだ。1995年にE3が発足して以来、ソニーが不参加だったのは、史上初めてのことだ。

 2019年のE3でソニーが発表を行わなかった理由とは何なのか。そして、それは今後のソニーやゲーム業界にとって何を意味するのだろうか。

『デス・ストランディング』新映像公開など、不参加でも話題は絶えず

 2018年11月にソニーは、2019年のE3不参加を発表した。ソニーは声明で、次のように述べている。「ゲーム業界が進化し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、コミュニティと繋がる独創的な機会を模索し続けます。PlayStationのファンは、弊社にとって非常に大きなもので、ゲーマーを喜ばせるために、常に革新し、違うアイデアをもって、新たな方法を試したいと考えます。結果として、2019年のE3に参加しないことを決めました。2019年に、私たちのコミュニティと交流するよい方法を模索しています。その計画をお伝えするのが待ちきれません」

 その言葉に裏打ちされるように、ソニーは小島秀夫氏が手がける新作ゲーム『Death Stranding(デス・ストランディング)』のトレーラーや、2020年にリリース予定のPS5の内容を限定的ながら公開した。

 これらの動きを含め、ソニーはPS4とPS5の複数のゲームを積極的に開発中と思われるが「今回の動きは、E3の準備が時間と労力を伴うものだということの裏付けの可能性もある」とGames raderはみている。また、「ソニーは、2019年のE3に不参加だったが、PlayStationがおとなしくなったわけではなく、ファンはがっかりする必要はない」とも伝えている(参考:PlayStation E3 2019: Sony is skipping E3 2019, but does that mean it’s going to be silent?)。

 PlayStation E3 2019カンファレンスがなければ、ノーティードッグ、サッカーパンチプロダクションズ、コジマプロダクションといったソニー・インタラクティブエンタテインメントと関連のあるスタジオは、発表用の映像をまとめる必要がなく、開発に集中できるというのだ。

 ソニーは今年、E3の不参加だけではなくPlayStation Experienceを行わないことを決めている。リテーラーへのセールスのために、独自に開催しているイベントだが、米ソニー・インタラクティブエンタテインメントCEOのショーン・レイデン氏は、「北米の人々を皆集めて、イベントを行うのに十分なものがありません。期待を高めておいて、それを達成できないことは避けたいのです。難しい判断でしたが、今年はPlayStation Experienceを実施しないことを決めました」と述べている。

      

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