『ドラクエウォーク』は散歩が捗る良ゲーム? とりあえず「1章」終了まで歩いてみた

『ドラクエウォーク』プレイレポ

 序盤をプレイしてみて、『ドラクエウォーク』はそのタイトルが示すとおり、散歩のお供に最適なゲームだと感じた。「WALKモード」に設定しておけば、歩行中に操作しなくても、範囲内のモンスターと自動的に戦ってくれたり、回復スポットにさわってくれたりするので、危険な「歩きスマホ」をせずに済む。また、歩数に応じて「マイレージ」がたまり、有用なアイテムやガチャに使う「ふくびき券」と交換できるので、歩くモチベーションも上げてくれる。なお、メニュー画面にある「設定」から、「いつでも歩数カウント」をON(デフォルトはOFF)にしておくと、アプリを閉じていても歩数をカウントしてくれるので、忘れずに切り替えておきたい。

 筆者は今後の期待も込めて、一度課金してみることにしたが、直接的にガチャを回すのではなく、この「マイレージ」のゴールドパスを購入することにした。これで歩数によって得られるポイントが高くなる(通常、1000歩で40ポイントのところが、100ポイントと2.5倍に。加えて通常分ももらえる)。歩いて、戦わなければ、ただのお布施である。運動不足解消のモチベーションアップにちょうどいい。

 その他、「自宅」の設定&カスタマイズは『どうぶつの森』的な魅力を生む可能性があり、散歩中に見つけた家にお邪魔してフレンド登録を申し込んだ仲間とのレイドバトルも、今後の楽しみだ。ひとつ要望を出すなら、移動することができない時間もそれなりに遊べるように、モンスターが寄ってくる「においぶくろ」をゴールドかマイレージポイントで買えるようにしてほしい、というくらいだろうか。いずれにしても、本作はガンガン攻略していくというより、長く付き合いながら楽しみを見つけていくゲームだと思われる。しばらく、『ドラクエウォーク』と一緒に歩いてみたい。

(文=橋川良寛)

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